ウイスキー樽で1年間熟成させた抗炎症成分「バニリン酸」の含有量が多い健康志向の日本酒です。
商品情報名称笹の川酒造 吟醸酒 C8 内容量500mL原料米県産米賞味期限開封後はお早めにお飲み下さい。保存方法高温多湿、直射日光を避け、常温又は冷蔵庫へ保存して下さい。製造者笹の川酒造株式会社福島県郡山市笹川1丁目178注意満20歳未満の未成年者の販売をお断りします。笹の川酒造 吟醸酒 C8 500mL 日本酒 福島 健康趣向 日本酒 家飲み 贈答 贈答用 誕生日 プレゼント 母の日 父の日 退職祝 日本酒 内祝い 御返し 自分にご褒美 送料無料 ウイスキー樽で1年間熟成させた抗炎症成分「バニリン酸」の含有量が多い健康志向の日本酒です。 医学的な成分解析で裏付けられた美白成分や抗炎症成分の含有量が多い県産酒ができた。福島医大(福島市)、順天堂大(東京都)、笹の川酒造(郡山市)が県産米を使って共同開発した。ウイスキーだるで熟成させた吟醸酒で、二十五日に発売する。酒どころふくしまに、健康志向の日本酒という新たな魅力が加わる。 三カ月熟成の「C10]、一年熟成の「C8」の二種類がある。美白成分「フェルラ酸」の化学式「C10H10O4]と、抗炎症成分「バニリン酸」の化学式「C8H8O4」を基に命名した。ともに、まろやかな飲み口が特徴だ。 開発のきっかけは二〇一八(平成三十)年夏にさかのぼる。福島医大病態制御薬理医学講座の下村健寿教授(49)、前島裕子特任教授(42)、堀田彰一郎講師(38)が県産物から健康促進につながる成分を採取しようと、全国トップレベルにお日本酒に着目した。木製のウイスキーだるで熟成させれば興味深い成分を抽出できるかもしれないと仮説を立てた。 県内で唯一、日本酒とウイスキーを製造する笹の川酒造に協力を求めた。たるで熟成させら日本酒に含まれるフェルラ酸の量を調べた。分析には重富秀一双葉厚生病院長(70)も加わった。 仮説は正かった。熟成期間を延ばすと、ファルラ酸の量が原酒よりも増えた。ただ、熟成から三カ月を過ぎるとファルラ酸の量は減少し、原酒に含まれていないバ二リン酸が検出されるようになった。水を熟成させれもこのような成分変化はなく、日本酒に含まれる酵素の働きによる効果と立証された。フェルラ酸が酸化すると、バニラの香りの主成分「バニリン」を経てバニリン酸となる。長期熟成によりファルラ酸が酸化したとみている。 順天堂大医学部の小林弘幸教授が商品化に協力した。開発を主導した下村教授は「飲み過ぎに注意した上で、多くの人に堪能してほしい。医学的な観点から、県民の生活に根付いた活動を進めたい」と意欲を語る。日本酒には千を超える成分が含まれるとされるが、未解決な部分も多い。笹の川酒造の山口哲蔵社長は「成分解析で理論的な裏付けがあるのは心強い。今後も連携をしたい」とさらなる展開を模索する。 2021.05.25 福島民報抜粋 8