ワイン・アドヴォケイト 98-100点 「20世紀最高のワイン」にも選ばれた、北ローヌの名門ポール・ジャブレ・エネのトップワイン
Hermitage La Chapelle Rouge エルミタージュ ラ・シャペル 赤 色赤ワイン 味わいフルボディ ヴィンテージ品名に記載 産地フランス コート・デュ・ローヌ エルミタージュ 原産地呼称A.O.C.エルミタージュ 品種シラー100% ALC度数15.5% 飲み頃温度17℃ キャップ仕様コルク ビオ情報ビオロジック 認証機関Ecocert
◆発酵〜熟成 熟成:フレンチオーク樽にて15-18カ月(228L、新樽比率20%)
◆商品説明 「20世紀最高のワイン」にも選ばれた、北ローヌの名門ポール・ジャブレ・エネのトップワイン。スパイスや燻した肉のアロマ、フルボディで熟した果実味、そして素晴らしい余韻。
◆専門誌評 ワイン・アドヴォケイト 98-100点 ジェームス・サックリング 96点 ヴィノス 96点 ジェブ・ダナック 98+点 Domaines Paul Jaboulet Aine ポール・ジャブレ・エネ 「良いブドウ無しに、偉大なワインは生まれない」 テロワールに根差した北ローヌの名門ワイナリー 200年に亘る長い歴史 ドメーヌの歴史は1834年、アントワーヌ・ジャブレ氏がこの地でワイン事業を興したことに始まります。彼の息子のポール、アンリを含む6世代がこの家業を守り継ぎ、2006年にシャンパーニュのワイン実業家であるフレイ家の手に渡ります。以来、ボルドーのメドック格付3級シャトー・ラ・ラギューヌの醸造責任者でもある長女カロリーヌ・フレイ氏が指揮を執ります。2010年からはグラヴィティ・システムを利用した最新のセラーが稼働しています。 フレイ家を牽引するオーナー 6代に亘り受け継がれてきたジャブレ家の歴史を2006年に引き継いだのは、シャンパーニュのワイン実業家フレイ家の長女、カロリーヌ・フレイ氏です。ボルドー大学醸造学部では故ドゥニ・デュブルデュー氏に師事。ボルドーのメドック格付3級シャトー・ラ・ラギューヌ、ブルゴーニュのシャトー・コルトン、そしてポール・ジャブレ・エネと3つの醸造責任者として、畑とセラーを行き来する多忙な日々を送っています。 フランス随一のテロワール「エルミタージュの丘」 タン・レルミタージュ村の背後にそびえるエルミタージュの丘は、中央山塊を起源とする花崗岩質土壌が基盤となっています。丘は大きく西と東に分かれ、西側は花崗岩の基盤の上に砂や石などの薄い表土が覆っており、ベサールやメアルなど最良のリューディが集まっています。対して東側は標高が低く、シルトや粘土が多くなっています。そのため水分保持力が高く、白ブドウに適した区画が多いのが特徴です。 テロワールに根差す、オーガニックな畑仕事 「良いブドウ無しに、偉大なワインは生まれない。我々が最も大切にしているのは、畑を耕し、ブドウの樹を育てることだ。」その哲学通り、ジャブレでは一年を通じて畑での観察と手当を怠らず、ブドウ樹一本一本が理想的な成長と熟度になるよう、最大限の注意を払っています。以前から農薬や化学薬品の使用を制限した総合的管理農業を行っていましたが、2006年からはビオディナミを実践。さらに2016ヴィンテージからはドメーヌの全ワインが有機認証を取得するようになりました。 畑は急峻なため機械が入れず、全て人と馬の力で作業が行われる エルミタージュ「ラ・シャペル」 「20世紀最高のワイン」に選ばれたラ・シャペル ポール・ジャブレ・エネ社の最高傑作といえば、なんといっても「ラ・シャペル」です。 かのロバート・パーカー氏が「間違いなく世界で最も偉大なワインの一つ」と評したこのエルミタージュは、アペラシオン最高のワインの一つとして世界中のワイン愛好家の垂涎の的となっています。ワイン・スペクテーター誌が1999年に行った100年に一度の特別企画「20世紀最高のワイン12本(Wines of the Century)」にて、このワインの1961ヴィンテージに100点を与え、12本のうちの1本に選出しました。 エルミタージュの歴史を物語る、ジャブレのワインたち ジャブレ社が誇るフラッグシップ「ラ・シャペル」は、エルミタージュの起源を辿る歴史的な物語に由来しています。1224年、ガスパール・ド・ステランベールという騎士が十字軍遠征の帰途、戦争での己の罪深さを悔いてこの地に小さな教会を建て、ブドウを育てワインを造りました。そのワインが評判を呼び、やがてフランス随一の名声を得るまでになります。これがエルミタージュ(隠者の庵)の始まりの歴史と言われています。この教会(シャペル)は1919年からジャブレ社が単独所有し、エルミタージュを象徴する歴史的建造物として今も丘の頂上でその姿を拝むことができます。またエルミタージュの白「シュヴァリエ・ド・ステランベール」も、かの騎士の名に由来しています。 しなやかな酸と凝縮した果実味があり、早くから楽しめるスタイル 2017年の北ローヌは予期せぬ一進一退の変わった天候となりました。冬は乾燥しており例年より気温の上昇が早く、発芽が早く開始するも、春先に再び気温が下がり、霜が降りるなど芽の成長が止まりました。水分不足は5月に恵みの雨が降り解消されることになるが6月以降、茹だるようなような乾燥した夏が訪れたことでブドウの成熟が一気に早まります。猛暑は酸度を低下させるが、再び8月末に雨が降ったことでブドウ樹に活気が戻ってきました。昨年より収穫開始は2週間ほど早かったが、10月の中旬までは雨が降ることが無く、収穫のタイミングをしっかりと見極めることが出来ました。糖度と酸度をしっかりと保持した小粒のブドウが収穫出来ています。ワインはしなやかな酸と凝縮した果実味があり、早くから楽しめるスタイルのワインに仕上がっています。
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