野イチゴや桃、柑橘系も感じられる甘い香りが印象的。赤い果実のいきいきとした果実味が味わいをまとめて、イチゴをかじった時のようなフレッシュな酸とほのかな甘味が調和。
Makiuchi Campbell Early Estate 牧内 キャンベル・アーリー エステート 色ロゼワイン 味わいやや辛口 ヴィンテージ品名に記載 産地日本 宮崎県 品種キャンベル・アーリー 100% 土壌表土に火山灰土壌。下層に溶結凝灰岩が風化した粘土質土壌。 ALC度数9% 飲み頃温度6℃ キャップ仕様スクリューキャップ
◆発酵〜熟成 醗酵:直接圧搾後、ステンレスタンクにて低温発酵 熟成:ステンレスタンク 4カ月
◆商品説明 野イチゴや桃、柑橘系も感じられる甘い香りが印象的。赤い果実のいきいきとした果実味が味わいをまとめて、イチゴをかじった時のようなフレッシュな酸とほのかな甘味が調和しています。 TSUNO WINE 株式会社 都農ワイン 宮崎・都農町という土地に「愛着」を持つワイン造り
◆一人の農民から始まったブドウ栽培 「田んぼん木を植ゆるばかがおるげな(田んぼに木を植えるばかがいるか)」と言われながら宮崎県・都農町のぶどう栽培は、一人の農民が田んぼにブドウの木を植えたことからはじまりました。 戦後まもなく、お米に変わる転換作物として、稲作に頼らない豊かな農業経営を理想として果樹栽培が都農町の農家「永友 百二 氏」によって始まります。以来、宮崎の温暖な気候を利用して、夏の果物として全国にブドウの出荷をしてきました。 そして、その志を継いだ地元住民の長年の夢でもあったワイン造りを実現するため、1996年11月都農ワイナリーがオープンします。現在はキャンベル・アーリー、マスカット・ベーリーAを中心に宮崎の新たな地酒として様々なワインを販売しています。
◆海外でキャリアを積んだ実力派 1958年北海道旭川生まれ。 帯広畜産大大学院修了(農産化学専攻) 、青年海外協力隊員として1985年から1988年まで食品加工の分野で南米のボリビアにて活動。 帰国後は九州を拠点にする大手飲料メーカーでワイン醸造に携わり、この間にブラジルにも滞在しました。 ブラジルの現地法人ワイン工場に支配人として赴任し、ブラジルのワインコンテストの新酒部門で1位に入賞した経歴も持ちます。 1996年に都農ワインに工場長として就任。2016年より現職。
◆宮崎が生んだ日本を代表するワインメーカーの一人 1974年宮崎県川南町生まれ。 高鍋農業高校卒業後、都農町役場にワイン技師として入庁し、18歳からブドウ栽培とワイン醸造を始めます。都農ワイナリー建設に従事し1996年にグランドオープン。 国内外で専門研修を受けながら、都農ワインでの栽培・醸造に携わります。 2006年⽇豪交流事業の一環として、日本若手醸造家を代表して、豪ワイナリーで2ヶ月半の醸造研修。 同年、都農町役場を退職し都農ワインの工場長代理に就任。 2016年取締役工場長に就任、現在に至ります。
◆都農町で誇れる地酒を 同社では以下の3つの信念を持ち日々ワイン造りに励んでいます。 ・この土地のブドウの個性を活かしたワインづくり ・チャレンジを忘れない ・ワインは地酒 海の見える丘の上で地元産ブドウ100%を使ったワイン造りをしています。 地元のブドウ、キャンベル・アーリーを中心に国内外のコンテストで多数受賞するなど、宮崎の豊かな日照を活かしたワイン造りをしています。 また、自社管理畑の8.5haでは、シャルドネやシラーを中心に国際品種にも着手。土作りや草生栽培など独自の技術で栽培しワインを造っています。ワインは地酒であるべきと考え、地元の方々に愛されるワイナリーを目指しています。
◆台風との闘い 「雨の多い宮崎はぶどう栽培に適さない」都農ワインにいるスタッフは誰もが一度は言われた言葉です。ここ都農町では事実、年間4,000ミリ以上の雨が降ることもあり、世界のブドウ産地と比較してもその量は5~8倍もの雨が降ります。 更に九州では収穫期の8月~9月に台風が幾度となく襲来して、ブドウに大きな被害をもたらします。九州のワイナリーの周辺では今年は台風が1回だけでラッキーだったという声が聞こえるくらいです。 長年のブドウ栽培の経験から都農ワインと周辺の契約農家は台風の襲来に備え、毎年万全の体制で作業を行います。畑に溢れる雨の排水対策や防風林の植樹。ビニールトンネル栽培、棚作りの工夫など、悪天候に苦闘しながら対策を行い、適正品種を更新して、都農の風土を反映するブドウを育ててきました。
◆愛着が持てる土壌 活火山のある桜島の近くにある宮崎県の一帯では火山灰土壌であることが特徴です。この火山灰土壌は宮崎県では「アカホヤ」と呼ばれ、南九州を中心に日本に点在する特殊な火山灰土壌になります。この土壌は強酸性土壌となり、酸性土壌に弱いブドウがここに根を張ると枯れてしまうこともあります。 都農ワインでもいくつかの場所でこの「アカホヤ」の被害にあったことがありますが、畑を構える牧内ではこのアカホヤがないことがわかりました。宮崎でも有数のまさにブドウ栽培を「自然」に許された土地なのです。またこの土地には尾鈴山から流れる冷たい地下水の水路があり、地温が低いことも有利に働きます。 ヴェレゾン期(着色期)には昼夜の寒暖差がしっかりあることが、ブドウが完熟する大きな条件になります。都農ワインの牧内ヴィンヤードは、この地温が低いお陰で日本の南に位置する南国宮崎の土地でもしっかりと寒暖差を確保することができ、しっかりと熟したブドウを採ることが可能なのです。 このように一見、不利な状況でブドウ栽培をしていると思いながらも、自分たちのブドウ栽培は自然の恩恵受けていると理解を深めることで、この都農という土地に「愛着」を持って、ワイン造りが出来ると考えるようになりました。自分達の土地に誇りを持つことで地元はもちろん、日本中に愛される地酒(ワイン)となると信じています。
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