明るく輝きのある色合い。口に含むとミントの涼しさと爽やかさを感じます。ミネラリーで白い果実の瑞々しい余韻が長く続きます。
Chablis Vieilles Vignes Les Venerables シャブリ ヴィエイユ・ヴィーニュ レ・ヴェネラブル 色白ワイン 味わい辛口 ヴィンテージ品名に記載 産地フランス ブルゴーニュ シャブリ 原産地呼称A.O.C.Chablis 品種シャルドネ 100% ALC度数12.5% 飲み頃温度10℃ キャップ仕様コルク ビオ情報リュット・レゾネ
◆醸造 醗酵:30% オーク樽(228L)/70% ステンレスタンク 熟成:30% オーク樽熟成 14カ月(228L、新樽なし)/70% ステンレスタンク熟成 14カ月(シュール・リーにて)
◆商品説明 明るく輝きのある色合い。口に含むとミントの涼しさと爽やかさを感じます。ミネラリーで白い果実の瑞々しい余韻が長く続きます。 La Chablisienne ラ・シャブリジェンヌ
◆シャブリと正面から向き合い、「ミネラル・エモーション」を表現する最良の生産者協同組合 シャブリと正面から向き合い、シャブリのテロワールを表現し続けているラ・シャブリジェンヌ。現在およそ300名ほどの組合員からなる生産者協同組合です。設立は1923年、当時経済危機に直面したシャブリ地区の生産者たちが創設しました。 その後、より高品質で独自のスタイルを持ったワインの生産に注力するため、シャブリジェンヌが主体となって収穫を行い、組合員からはワインではなくマストの形で受ける体制を構築。この手法が今日のシャブリジェンヌの特徴を決定づけており、彼らのシャブリが名声を集める基盤になっています。 現在ではシャブリ全体の1/4程度を生産する恵まれた環境とテロワールへの飽くなき探求心から、シャブリを代表する最良の生産者協同組合として知られています。
◆シャブリのテロワールを表現する「ミネラル・エモーション」 ラ・シャブリジェンヌでは、「ミネラル感、すなわちテロワールの表現を大切にすること」をポリシーにワイン造りを行っています。彼らのその信念は「ミネラル・エモーション」という言葉に集約されています。シャブリをシャブリたらしめているもの、それこそがミネラル感なのです。
シャブリという「土地」特有の個性
世界中で栽培されているシャルドネ種ですが、シャブリには古来「火打ち石のような」という表現が使われているように他の地域には見られない特有の個性がありました。澄んだ透明感があり、軽やかなミネラル感は他の地域とは明確に違うもの。それは、このミネラル感が「シャブリ固有のもの」であることを示しています。ミネラル・エモーションの表現者たち
ではそのミネラル感は具体的にどこから来るのでしょうか。ラ・シャブリジェンヌでは、「ミネラル・エモーション」とは 1.キンメリジャン土壌に含まれるミネラル成分 2.ャブリの冷涼な気候 3.ブドウの果実に含まれる酸 から表現されていると考えています。小さなカキの化石が多く含まれるキンメリジャン土壌では、石に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル分を地中の微生物が分解することでブドウへ吸収されると考えられています。また、ミネラル感とは単に化学的な「ミネラル分」のことだけを指すのではなく、味わいにフレッシュさをもたらす「酸」も重要な要素であると彼らは言います。シャブリの冷涼な気候、そして風土に適応したシャルドネからもたらされる酸、これらを統合して「ミネラル・エモーション」は表現されているのです。◆プロフェッショナル向けの上級ブランド「ラ・シャブリジェンヌ」 シャブリ全体の1/4ほどの生産量を誇るラ・シャブリジェンヌですが、実は品質レベルで厳しくランクを分けています。その中でもワイナリーの名を冠するワインは多くの厳しい選別を経てリリースされる、プロフェッショナル向けの上級ブランド。「ラ・シャブリジェンヌ」の名を冠するワインは、 ・畑における選別 ・プレス後の品質確認 ・アルコール醗酵後の品質確認 を経て、最高ランクと認められたキュヴェのみが名乗れるのです。実際に「ラ・シャブリジェンヌ」のワインはパリの3ツ星レストランを始めとした名だたるレストランにオンリストされるなど、世界中のワイン・プロフェッショナルに愛されています。
◆シャブリ全域を網羅する美しきパーセル・コレクション ラ・シャブリジェンヌではプティ・シャブリからグラン・クリュまで、素晴らしい条件を備えた畑を揃えています。それぞれに強い個性をもった畑は全てワイナリーにとって宝石のように大切なもの。彼らは誇りを持って言います。 「我々の宝は、シャブリで最も美しいパーセル・コレクションです」と。 またシャブリにおいて、畑の個性を表現するために重要な要素が「その畑がどの方角を向いているか」です。ラ・シャブリジェンヌが所有している畑の大部分は南東、南、もしくは南西向きと好条件のもの。そしてそれぞれの畑をテロワールを熟知した組合員が担当することで、素晴らしいブドウを収穫することができるのです。
◆真にクラシックでフルーティな上級キュヴェ・シャブリ 「ラ・ピエレレ」 ラ・シャブリジェンヌでは毎年30を超えるシャブリをリリースしています。この中で最も親しみやすく、かつシャブリのテロワールに触れることができるワインが「ラ・ピエレレ」です。「ピエレレ」とは「石」を意味する造語。まさにシャブリのテロワールを体現しているワインといえます。厳しい選別を経た上級キュヴェを使用し、最もクラシックで、フルーティなスタイルに仕上がっています。
◆多様な表情を魅せる「プルミエ・クリュ」 シャブリ中心部を流れるスラン川の両岸に広がり、その全てが異なる特徴を持つ19もの「シャブリ プルミエ・クリュ」。これらのワインたちとの出会いは、シャブリの偉大なるキンメリジャン・テロワールをより深く理解させてくれます。プルミエ・クリュは南東・もしくは南西向きの斜面に位置し、それぞれに独特な個性をもつ一級畑。熟成にも向き、プルミエ・クリュがその真に素晴らしい姿を見せるのは、ワインが作られてから6〜8年後と言えます。 南東向き。フィネスと調和したミネラル感。食事に合わせやすい。 ヴァイヨンはグラン・クリュなどがある丘とは反対側に位置する左岸の畑で、南東向き。味わいは上品で、フィネスがあり、フローラルなアロマ。全体的にやわらかな印象で調和しており、正統派の優美なシャブリ。食事に合わせやすいワイン。 グラン・クリュにほど近い南西向きの畑。華やかで洗練されたミネラル感。 全プルミエ・クリュ中で最高クラスの品質を誇る フルショームはプルミエの中でもトップクラスの品質を誇る畑。グラン・クリュとほど近い斜面に位置し、畑の向きもグラン・クリュと同様の南西向きと素晴らしい条件を備えています。華やかで洗練されたミネラル感が特徴的。スタイルとしては女性的で、長熟に向いているワイン。 真南向きで最も日照量が多い。強いミネラル感と、肉付きの良い味わい。 プルミエ・クリュでも上位の誉れ高い銘醸畑 「モン・ド・ミリューを飲めばその年のシャブリの出来が分かる」と言われるように、最もシャブリらしいスタイル。古木が多く、太陽が良くあたる真南を向いています。日照量は多いものの、風が吹き抜けるため熱くなりすぎず、良質なブドウが収穫できます。味わいは強く凝縮したミネラル感があり、肉付きが良いスタイル。長熟にも向いているワイン。
◆シャブリたる所以、キンメリジャン土壌 パリとボーヌのちょうど中間に位置するシャブリ。スラン川の両岸にブドウ畑が広がり、特有のミネラル感で世界中で愛される白ワインを産出しています。ではそのミネラル感はどこから来ているのか?それはシャブリ特有の土壌、「キンメリジャン」です。 キンメリジャン土壌の原型はおよそ1億5千万年前、後期ジュラ紀に形成されたといわれています。この頃のシャブリはむしろ湖のような景観で、浅瀬のようになっていた場所に生息していた絶滅したカキの仲間や、その他の軟体動物たちが数多く生息していました。彼らの化石が今日キンメリジャンと呼ばれる非常に特殊な地層を作りだしたのです。 今日キンメリジャン土壌は主に泥灰土と石灰石、そして堆積された小さなカキなどの化石によって構成されています。この特有の土壌がラ・シャブリジェンヌのワインたちに鋭いミネラル感を与えてくれています。
◆リュット・レゾネを実践し、誇り高きシャルドネと向き合う ・リュット・レゾネ(減農薬)農法を実践 ブドウ栽培は、全組合員がラ・シャブリジェンヌ社の定める方針に沿って行うよう厳格な指導がなされ、リュット・レゾネの原則に従ったブドウ栽培をしています。土壌やブドウの樹の質を大切にし、細やかな手入れを怠らないことが大事。またラ・シャブリジェンヌには専門の栽培チームがあり、実際に毎日畑まで出向いて農家と栽培について話し合います。自社で畑の状態を完璧に把握している、これこそがラ・シャブリジェンヌが最良の生産者協同組合と評される秘密です。 ・12世紀から続くシャルドネ栽培 シャブリの名声はその誇り高きブドウ品種「シャルドネ」によるもの、とも言えるかも知れません。12世紀にシトー派の修道僧によって植えられて以来、先人たちは最良のテロワールの追及、クローンの選抜、栽培方法の研究、醸造技術のノウハウをいまに伝えてきました。こうした先人たちの功績なしに、今日のシャブリを理解することはできません。
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