畑名の付いたクリュ バルバレスコで生産者のセラーで熟成した、希少なバックヴィンテージ。
Barbaresco Vallegrande バルバレスコ ヴァッレグランデ 色赤ワイン 味わいフルボディ ヴィンテージ品名に記載 産地イタリア ピエモンテ 格付DOCGバルバレスコ 品種ネッビオーロ ALC度数14.5% 飲み頃温度16〜18℃ キャップ仕様コルク
◆商品説明 グラッソ・フラテッリが所有する3つのクリュのひとつ「ヴァッレグランデ」の畑からのワインです。 方言で「太陽の当たる土地」また「広い渓谷」という意味を持っています。グラッソの所有する畑の中でも、その名前が示すとおり一日中日当たりのよい、最も優れた区画。 面積は4.5ha。標高350~370m、南南東向き、土壌は石灰岩質。1970~1974年に植樹。 29~30度に温度管理しながらステンレスタンクで10~15日間発酵。50hLの伝統的な大樽で48ヶ月熟成。最後の12ヶ月は30%を225Lと500Lのフレンチバリックの新樽に移して熟成しブレンド。 Grasso Fratelli グラッソ フラテッリ ワイン造りは生活そのもの。販売することではなく、葡萄を育て、造ることに楽しみがある。 だからこそ美味しくなるまで熟成させて、最も素晴らしいタイミングでリリースできる。 グラッソ・フラテッリは、トレイゾ村で1900年から続く家族経営の個人生産者です。現在は、兄のアルフレード グラッソ(上写真右)と弟のルイジ(上写真左)がワイナリーを引き継ぎ、長期熟成タイプのワインを生産しています。「フラテッリ」には兄弟という意味があり、ワイナリー名は「グラッソ兄弟」という意味です。祖父のヴァレンティーノ、父のエミリオと続いており、現在が3世代目です。 1960年代まで、ワインは自家消費用を除いたほとんどを他の会社や組合にバルクで販売していました。父の時代に設備投資を行い、70年代からは自社での瓶詰をスタートしています。アルフレードとルイジのグラッソ兄弟は70歳くらいで、二人とも醸造学を学んだわけではありませんが、ワイン造りに携わってきた長年の経験から「歩く教科書」と例えられるほど豊富な知識を持っています。私たちが訪問した際には葡萄畑でお話を伺いましたが、話しながらも自然と芽かき(不要な芽を摘み取る作業)を始めてしまうほど。二人ともまさにベテランといった風格です。ピエモンテ州で有機栽培を推奨する取り組みである「グリーン エクスペリエンス」に所属しており、葡萄畑には農薬や除草剤を使用していません。畑仕事だけではなく、醸造面にもこだわりがあります。例えば、バルバレスコの熟成期間は、法律で最低26カ月間(その内木樽熟成は最低9ヶ月間)と定められていますが、グラッソ フラテッリでは木樽で最低36カ月間熟成させています。手間暇をかけて育てた、太陽の光をいっぱいに浴びて育った葡萄の成分をしっかりと抽出し、木樽で長い間じっくりと熟成させて出来るワインは、美しい色合いで香り高く、長期熟成が可能な素晴らしいものとなります。
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