服飾大学で教鞭をとる著者が、ファッションイラストを基礎からやさしく教えます。まず、初めて描く方にもわかりやすいよう、人体のプロポーションやポーズなど、人物の描き方からスタート。次に、どのように布を断裁して縫って服が作られているのか、アイテムごとに服の構造をわかりやすく図説。人が服を着ると、どこに、どのようなシワができるのか、デザインとして入れるシワ(ギャザーやドレープなど)とはどう違うのか、立体的な構造の洋服に必須のダーツやタックについても触れています。さらに、布地による表現の違い、柄の塗り方など、色を塗る時のコツやテクニックも紹介。デザインのバリエーションや作例も豊富に収録していますので、ファッション画に限らず、コミックや人物イラストを描かれる方の参考としてもおすすめです。B5変型判 144ページ