No. BR02833SUIT-PNEUMATIC ANTI-G, TYPE G-3A H.B.T. BAG第二次大戦中、パイロットに掛かるGを軽減するため採用されたのがタイプG-3Aスーツである。強烈な負荷が掛かるGは血流に影響し、血液は脳から下半身に流れ、脳内の血液が欠乏すると視界が真っ黒になり、終いには意識を失った「Gロック」状態となってしまう。血液が手足の先端に流れないよう身体にコードできつく締めつけるスーツが開発された。そのスーツを収納するため付属したのがこのバッグである。縫い合わせ箇所には手間と時間を掛けたパイピングが施され、ジッパーは大戦型TALONジッパーを使用している。容量こそコンパクトであるが、転写式のエアフォースマークと、所狭しと施された目一杯のステンシルが陸軍航空隊のプライドを表している。サイズFREE (高さ height 24.0cm前後)x(幅 width 21.0cm前)