張り詰めた緊張感の中に広がる純粋で清らかな果実の香り!テッレ ネーレによる高貴なエトナ「サンロレンツォ」
Etna Rosso San Lorenzo Tenuta Delle Terre Nereテッレ ネーレ (詳細はこちら)ネレッロマスカレーゼ98%、ネレッロカプッチョ2%のブレンド。両品種とも樹齢50〜100年のもの。エトナ北側斜面、標高700〜750メートルに位置する4ヘクタールの黒い軽石や火山岩が入り混じる火山灰土壌の畑。フレンチオークのバリック、トノー、大樽(10〜30ヘクトリットル)でマロラクティック醗酵、熟成16〜18カ月間、ステンレスタンクで1ヶ月間休ませてからボトリング。生産本数約1500本。750mlネレッロ マスカレーゼイタリア・シチリアエトナDOC赤他モールと在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく場合もございますのでご了承ください。株式会社フードライナー張り詰めた緊張感の中に広がる純粋で清らかな果実の香り!テッレ ネーレによる高貴なエトナ「サンロレンツォ」エトナ ロッソ サンロレンツォ テッレ ネーレEtna Rosso San Lorenzo Tenuta Delle Terre Nere商品情報エトナ山の北側斜面、標高700〜750mのコントラーダ「サンロレンツォ」で造る高貴な赤「バローロボーイズ」で一世を風靡したワイン商マルク デ グラツィア氏が、シチリア エトナ山に立ちあげたワイナリー「テヌータ デッレ テッレネーレ」のクリュワイン「サン ロレンツォ」。マルク デ グラツィア氏自身が「高貴なものを感じる、より完璧に近いワイン」と語る、偉大な赤。2021年は『ジェームズサックリング』で95点を獲得しています!特別な味わいを生む6万年前の歴史的土壌「エリッティコ」カルデラーラ ソッターナなど、グランクリュに位置付けられる一部のキュヴェは「グランデ テロワール エリッティコ」とラベルに記載しています。エリッティコとは、6万年前に噴火して蓄積した、今もなお残り続ける歴史的土壌。エトナ山は誕生してから現在に至るまで何回も噴火を繰り返し土壌を形成してきたわけですが、6万年前の噴火で形成されたまま残っている土壌があります。それがエリッティコです。エリッティコ土壌で造られるワインだけに、ラベルにエリッティコと記載しています。砂質でもあるので、雨とともにミネラルがどんどん浸透していきました。2015年頃、当主マルコ氏は「特に美味しいワインができる土壌」の存在に気づき、地質学者と一緒に土壌の調査を始めました。その学者はカメに各土壌の上を歩かせるという手法を取ったのですが、ある特定の場所だけカメの足裏に傷がつくことがわかりました。そして、その土壌を調べると異常にシリカ成分が豊富であることが判明し、その場所こそがエリッティコという昔の土壌だとわかったのです。他の土壌とは6万年の差がある特別な土壌です。より完璧に近く高貴なワイン「サンロレンツォ」2018年1月、テヌータ デッレ テッレ ネーレ社のマルク デ グラツィア氏にお話を聞きました。「サンロレンツォのワインからは「何か高貴なもの」を感じます。より完璧に近いワインだと言えます。ラベルには最低樹齢50〜140年の古木の証であるマークを入れています。全ての畑において一本一本どのように選定すれば良いか常に考えています。ブドウ樹を植えた最初の5年は収穫をしようとは考えていません。「生まれたばかりの幼児に大きな荷物を預けるようなもの」 で、先ずは幹を土壌に根付かせる事を優先して考えています。最初の5年で確りとした基盤を造る事が重要です。全ては手作業で行われます。冬の間は雪が積もりますので土壌が雪の水分を蓄えるようにします。根の浅い若いブドウ樹と違い、古木のブドウ樹は地中深く根を張るので雨や雪の影響も受けにくいのです」と話してくれました。ネレッロマスカレーゼ98%、ネレッロカプッチョ2%のブレンド。両品種とも樹齢50〜100年のもの。エトナ北側斜面、標高700〜750メートルに位置する8ヘクタールの黒い軽石や火山岩が入り混じる火山灰土壌の畑。フレンチオークのバリック、トノー、大樽(10〜30ヘクトリットル)でマロラクティック醗酵、熟成16〜18カ月間、ステンレスタンクで1ヶ月間休ませてからボトリング。張り詰めた緊張感の中に広がる純粋で清らかな果実の香り張り詰めた緊張感の中に広がる純粋で清らかな果実の香り。仄かなスパイスとミネラルが重なる洗練された香り。シンプルな構成だけに、果実のポテンシャルの高さが伝わります。現時点では秘めた美しさでクールな印象。全容は見えないものの、味わいに感じる裾野の広さから、そのスケールの大きさが容易に想像できる素晴らしい魅力を内に秘めた特別なキュヴェです。ワインガイド評価『ジェームズサックリング』95点(2021ヴィンテージ)レッドチェリーやラズベリーにドライ・サマー・ハーブ、砂糖漬けのオレンジ、レッド・スパイスが加わり、非常に魅力的で香ばしい。ドライな土も。ミディアムからフルボディ。非常に均一で継ぎ目のないタンニンの構造。洗練され洗練され、埃っぽい土っぽさがドライでデリケートな後味へと続く。飲んでも良し、持っていても良し(2023年8月)
受賞歴
ジェームズサックリングで95点(2021)、ジェームズサックリングで96点(2020)、ワインアドヴォケイトで96点(2020)生産者情報テッレ ネーレ Tenuta Delle Terre Nereバローロ改革で名高いマルコ・デ・グラツィア、セバスティアン・デ・グラツィアの両氏が惚れ込んで自ら購入した畑。屈指のテロワールを持つと言われるシチリアの中でも最高の土地を求めた結果、このカターニャ県に属するエトナ火山の北方斜面に位置する畑に出会いました。フィロキセラに犯されていない、非常に樹齢の高いブドウの樹を見つけることの出来る唯一の土地でもありました。TERRE NERE(テッレ ネーレ)とは『黒い土壌』という意味であり、岩石のごろごろした火山灰土壌で黒いことから命名されました。エトナ山の50万年以上に渡る噴火活動の結果、非常に多様で特殊な土壌を得たこの一帯は、ブルゴーニュ地方のそれに良く似て、畑による特徴の違いが顕著であり、それぞれの『クリュ』を語ることが出来ます。パワフルで筋肉質のワインが多い他地域のシチリアワインと比較してもエトナ周辺は素晴らしいフィネスを持ったワインを産出できるのです。2000年以上もの歴史を持つ重要なワイン生産地エトナ。デ・グラツィア兄弟は そのテロワールを最大限に生かしたワイン造りを目指しています。●テッレ ネーレの突撃インタビュー(2024年9月5日) 重鎮マルコ デ グラツィア氏が創業したエトナの先駆者「テッレ ネーレ」突撃インタビューはこちら>>