偉大なネッビオーロを表現するためになくてはならない畑「ヴァルマッジョーレ」!急斜面の単一畑から産まれるサンドローネの洗練された優美な味わい
Nebbiolo d'Alba Valmaggiore Luciano Sandroneルチアーノ サンドローネ (詳細はこちら)繊細で優美、様々なベリーや花やかすかな樽の香りも感じ広がりのある香り。フレッシュさもありながら豊潤でエレガントさも感じられる複雑な味わいです。『某ワイン漫画』では主人公が「華やかだけど、どこか、孤独な 『鐘の音』 のような印象」 だと表現しています。 土地の特性を表現したワイン造りをモットーとし世界中で高い評価を得る「ルチアーノ サンドローネ」ならではの味わいが存分に堪能いただけます! 750mlネッビオーロイタリア・ピエモンテネッビオーロダルバDOC赤他モールと在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく場合もございますのでご了承ください。ジェロボーム株式会社偉大なネッビオーロを表現するためになくてはならない畑「ヴァルマッジョーレ」!急斜面の単一畑から産まれるサンドローネの洗練された優美な味わいネッビオーロ ダルバ ヴァルマッジョーレ ルチアーノ サンドローネNebbiolo d'Alba Valmaggiore Luciano Sandrone商品情報バローロの名門、ルチアーノ サンドローネがロエロ地区の偉大な畑、ヴァルマッジョーレで造るネッビオーロです。サンドローネにとってバローロの次に重要であり、偉大なネッビオーロを表現するためになくてはならないと位置づける、長期熟成ポテンシャルを持つ素晴らしいネッビオーロ ダルバです。この年は『ワインアドヴォケイト』で92点、『ファルスタッフ』で92点を獲得しています(2020ヴィンテージ)。ヴァルマッジョーレは「中心となる丘」という意味2017年10月、ルチアーノ サンドローネ社2代目当主、バーバラサンドローネさんにお話を聞きました。「ヴァルマッジョーレは「中心となる丘」という意味の畑です。標高は270メートル、畑はタナロ川を越えたロエロ地区「ヴェツァダルバ」にあります。バローロエリアから約22キロ北上した場所にあり、アルバとロエロを分かつタナロ川を超えることで、砂質主体の土壌に変わり、出来上がるワインの個性に違いが現れます。父のルチアーノは「砂質土壌でネッビオーロを造りたい」と思っていました。明るく淡いルビー色で、ピノノワールと非常に近しい色調です。潰したベリー、酸のフレッシュさ、心地よいタンニンがヴァルマッジョーレの特徴と言えるでしょう。」と話してくれました。サンドローネが愛するロエロ地区の単一畑「ヴァルマッジョーレ」単一畑「ヴァルマッジョーレ」はサンドローネの偉大なネッビオーロの表現にする為に無くてはならない2.7ヘクタールの畑です。土壌は砂質で海洋生物の化石を見かけるときも良くあるようです。1ヘクタールあたり8000本高密植栽培でブドウの凝縮度を高めています。ブドウの平均樹齢は25年、50cm等間隔で並べられたギュイヨ仕立てで栽培されます。最大傾斜45度の信じられない程急な場所ヴァルマッジョーレの畑は南東向きでバローロ地区に比べ通常2〜5度程暖かく、春の到来も1週間から2週間ほど早く訪れる程で日照条件に恵まれています。しかしながら、畑は最大傾斜45度の信じられない程急な場所にあるので、栽培や収穫においては全て手作業で行なう必要があります。冬場の雨が多い間は、地すべりは頻繁に発生し、とても体力を使う場所です。晴れた日は、雪化粧のアルプスの壮大な景色を見ることも出来ます。
受賞歴
ワインアドヴォケイトで92点(2020)、ファルスタッフで92点(2020)、ワインアドヴォケイトで93点(2019)、アントニオ ガッローニで93点(2019)、ワインスペクテーターで91点(2019)生産者情報ルチアーノ サンドローネ Luciano Sandroneルチアーノサンドローネは単一畑「クリュ」の概念をバローロで最初の確立したといわれ、エリオアルターレ、ドメニコクレリコ、ロベルトヴォエルツィオとともにバローロの偉大な生産者の一人に挙げられています。2010年の「レ ヴィーニェ」は『アントニオガッローニ』において100点満点を獲得する偉業を成し遂げています。ブルゴーニュで感銘を受けた栽培と醸造ピエモンテの地で先祖代々材木業を営んでいた家系に産まれたルチアーノサンドローネは農業学校卒業後、「ボルゴーニョ」や「マルケージ バローロ」といったバローロを産み出す大手のネゴシアンで長く勤めていました。当時から研究熱心なルチアーノは世界的に評価の高いブルゴーニュにワイン造りを学びに行きます。畑毎に細分化されたブルゴーニュの畑は特級から村名まで厳しくランク付けされ、畑や土壌の違い等によって味わいが大きく変わる為、生産者達がそれぞれに適した葡萄栽培、醸造を行なっていることを感銘を受け、1977年、ピエモンテに戻ってきて直ぐにバローロの中心部に位置する「カンヌビ」と呼ばれる小高い丘の畑の一部0.5ヘクタールを購入します。購入当初は仕事は続けながら、ブルゴーニュで得た経験と知識とこれまでの経験を踏まえて「カンヌビ」畑で自分の好きなようにブドウを育てていきます。化学肥料は使わず、グリーンハーヴェストを行ないます。出来上がったブドウは皮が厚く、凝縮感もあり素晴らしく出来となりました。翌年1978年は天候にも恵まれ健全で豊かなブドウが育ちました。法定熟成期間である38ヶ月を経て瓶詰めされた極少量のバローロは味わい豊かで非常に満足出来る出来だったそうです。当時のバローロでは小さな農家が育てたブドウを大手ワイナリーが購入する方式がほぼ大半であり、そのように自分で育てたブドウを瓶詰めまでする生産者は稀でした。家族で飲むには多すぎるボトルの売り先を探すため1982年ワインの見本市「ヴィニイタリー」に出展し、初めて造った1978年のバローロを出品した所、瞬く間に評判となり、初日でスイスとアメリカのバイヤーによって完売となってしまいました。その後、1989年のバローロが『ワインアドヴォケイト』で97点、1990年が100点を獲得。「これはバローロのワインに与えられた最も高いスコアだ」と大称賛。サンドローネは長年勤めていた会社を1990年に辞める決意をし、独自の道を歩き始めるようになります。「いかなる値段のワインもその最上の品質を追求する」サンドローネのワインは大きく3つに分かれます。違う区画で性格の異なる畑をブレンドして造られるバローロ「レ ヴィーニェ」、単一畑でフラッグシップでもあるバローロ「カンヌビ ボスキス」、そして、ネッビオーロダルバとしてリリースされる単一畑「ヴァルマッジョーレ」です。標高、日照量、土壌に応じて区画毎に最高の状態に仕上げるこだわりがあります。「いかなる値段のワインもその最上の品質を追求する」というサンドローネらしい信念が感じられます。。伝統的な方法と最新技術をバランスよく取り入れたワイン造り現在、サンドローネでは、ルチアーノ氏を中心に、ブドウの栽培からワインの醸造を弟のルカ氏、運営管理を娘のバーバラ女史に任せ、醸造からワインの販売まで一貫して家族経営でワイン造りを行っています。モットーとしているのは伝統的な方法と最新技術をバランスよく取り入れたワイン造り。トップキュヴェであるカンヌビ ボスキスから低価格のドルチェットまで同じコンセプトの元で造られています。区画毎に剪定、収穫、醸造するキメ細やかさサンドローネのワイン造りにおいて最も重要とされているブドウの栽培を担うルカ氏は、ブドウが育つ期間は毎日畑の様子を見に行き、畑の状態を細かくチェック。土の入れ替えや鍬入れなどを丁寧におこなっています。また、畑は区画ごとに最も適した栽培方法でブドウを育てており、それぞれの個性に合った非常に細やかな手入れがなされています。剪定や収穫などの作業を全てその区画の最適な時期を選んで実施されます。収穫後も、樽熟成を行っているワインが安定する翌年まで全て区画ごとに分けて醸造するという徹底振りです。しなやかでバローロらしい品格を兼ね備えた美しいネッビオーロそうして造られるバローロは、エレガンスとボディ、バランスに優れた仕上がりが特徴。しっかりとした骨格や凝縮した果実味があるものの、とてもエレガントで優しい味わいとなります。ピュアで透明度が高く、ビロードようなタッチ。しなやかさとバローロらしい品格を兼ね備えたワインには、美しいネッビオーロ本来の味わいを大切にし、純粋な表現を求めるサンドローネの信念がしっかりと表れています。●ルチアーノ サンドローネの突撃インタビュー(2017年10月27日) 初リリースで世界中が大注目!サンドローネが次世代に託す新バローロ「アレステ」突撃インタビューはこちら>>
●ルチアーノ サンドローネの突撃インタビュー(2012年5月18日) サンドローネ輸出部長 クリスティアン マッダレーナ氏来社はこちら>>