Posta Piana Negroamaro Cantine Paradisoカンティーナ パラディソ (詳細はこちら)3世代に渡り、この地でのテロワールを尊重したブドウ造り、ワイン造りという祖父の熱い想いを受け継ぐワイナリー。近年は「ガンベロ・ロッソ」や「ヴェロネッリ」での評価も高く、サクラ・ワイン・アワードでもゴールド、シルバーを獲得しています。十分に熟したブドウを9月下旬に収穫。除梗し、25〜28℃に保ちながら10日間マセラシオン(一部の果汁はフルーティーな香りを高めるために低温でマセラシオン)。プレス後、一部はフレンチオークのバリックで、他はステンレスタンクで1年間熟成、スパイシーさと果実味のバランスを整えます。瓶詰め後2ヶ月以上瓶熟成。深いルビーの色合い。チェリー、イチゴ、バニラ、スパイスを思わせる香りが広がります。口当たりは柔らかく、黒い果実やドライフルーツ、バナナのようなジューシーで濃厚な果実味、チョコやコーヒーのような香ばしさやボディ感、バランスのとれた味わいが長い余韻へと続きます。料理:ローストしたお肉料理や、ほどよく熟成したチーズ750mlネグロ アマーロイタリア・プーリアプーリアIGT赤他モールと在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく場合もございますのでご了承ください。アプレヴトレーディング株式会社ポスタピアーナ ネグロアマーロ カンティーナ パラディソPosta Piana Negroamaro Cantine Paradiso灼熱の畑で育ったぶどうから産みだす超濃厚ワインカンティーナ パラディソ Cantine Paradiso イタリア、プーリア州北部にあるチェリニョーラは、「プーリアのテーブル」とも呼ばれる台地にある町です。この一帯では古くからぶどう栽培が行われており、紀元前4-6世紀にはぶどうが植えられていたとの記録が残されています。また19世紀にはフランスから移住して来たラロッシュフォーコール家が一帯のぶどう畑を所有し、ネロ ディ トロイアから造ったワインをフランスに輸出するなど、南イタリア有数のワイン産地として繁栄しました。 この歴史ある産地にカンティーネ パラディソが誕生したのは1954年の事。第二次大戦後、北部に比べ復興が遅れていたプーリアの農民が貧困にあえぐ中、現当主アンジェロ パラディソの祖父が、戦争により荒廃していたぶどう畑を入手した時にその歴史がスタートしました。設立当初は満足な醸造設備が揃えられず、ぶどうの大部分を北部のワイナリーやベルモットの生産者に安く売っていましたが、徐々に設備も整い、恵まれた気候の下で育った土着ぶどうのプリミティーヴォやネロ ディ トロイアから造られたワインが市場で評判となり、名声を確立して行きます。 間もなく創業から70年を迎えるワイナリーは現当主のアンジェロが3代目。ワイン造りという祖父の熱い想いを受け継ぎ、ブドウ栽培と醸造を行っています。現在カンティーネ パラディソは約30ヘクタールの地所を所有し、年間20万本のワインを生産しています。ブドウ畑は標高300-400メートルの石灰質主体の土壌を持つ台地上に広がり、プーリア土着のプリミティーヴォやネロ ディ トロイア、ネグロアマーロを始め、白品種のグレコやフィアーノ、マルヴァジア、モスカートなどが植えられています。 春から夏にかけては気候は温暖で雨も少なく、特に夏は強烈な日差しの下気温は40度前後まで上昇します。そのためぶどうの樹は「ペルゴラ プリエーゼ」と呼ばれるこの地方独特の方式で仕立てられ、ブドウを強い日差しから守っています。有機認証は取得していませんが、高温で乾燥した気候のおかげで病害虫のリスクは低く、農薬もほとんど必要ないため環境に配慮したサスティナブル農法を取り入れています。またワイナリーで使う電気はソーラーパネルによって賄っています。醸造設備も常に更新されています。発酵はステンレスタンクとセメントタンクできめ細かく温度をコントロールしながら行い、また中-上級クラスのワインでは熟成にオークのバリックを惜しみなく用いて、豊潤な味わいのワインを生み出しています。南イタリアの豊かな陽光を感じさせる、熟したぶどうの風味のあふれたパラディソのワインは、イタリア国内を始め欧米各国で人気を集めています。そして彼らは、プーリアの家族経営で最も成功したワイナリーの一つに数えられています。それでもパラディソはこの地位に満足する事なく、さらに発展を続けています。