リースリングの上質でフレッシュ酸味に葡萄の自然な甘さが溶け込んだドイツ、クラシックワインの真髄
Riesling Classic Qualitatswein Bernhard Kochベルンハルト コッホ (詳細はこちら)ドイツ ファルツのハインフェルト(Hainfeld)村に拠点を置く家族経営のワイナリーです。売り先は国内、それも近隣の個人客への販売が占めており、これまで輸出はほとんど行っておりませんでした。オーナーのベルンハルト コッホ(写真右)は、14歳の時からワイナリーで働き始めましたが、23歳の時に父からワイナリーを引き継ぎました。ワイナリーを引き継いだ当時、所有する畑は5haでしたが、現在は50haもの土地を所有するに至っています。後継者としてアレクサンダー コッホが6年前からワイナリーの仕事に加わっています畑は東向きで、標高151mです。機械で収穫します。発酵はステンレスタンクで18-21度にコントロールしながら行います。そのままステンレスタンクで6ヶ月熟成させます。香りにはアプリコットや赤いリンゴを強く感じます。このクラシックは「酸の高さ+優雅な残糖=素晴らしい美味しさ!」というリースリングのシンプルな方程式を楽しむことができます。750mlリースリングドイツ・ファルツクーベーアーQ.b.A白他モールと在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく場合もございますのでご了承ください。株式会社稲葉リースリングの上質でフレッシュ酸味に葡萄の自然な甘さが溶け込んだドイツ、クラシックワインの真髄リースリング クラシック クヴァリテーツヴァイン ベルンハルト コッホRiesling Classic Qualitatswein Bernhard Koch商品情報2000年から市場に投入された新しいカテゴリー、クラシッククラシックはドイツワインの品質と味の傾向“辛口“を示す新しい呼称です。上級クラス以上の品質 で一つのブドウ品種から作られ、産地を明確にするなど幾つかの規定をクリアしたワインに授けられます。ラベルにクラシック(Classic)と記載があるワインは、1 上級クラス以上の品質 2 一つのブドウ品種から作られる 3 産地を明確にする(単一畑は区別する必要なし) 4 規定の成熟度を満たすこと、アルコール度が12度以上であること 5 1リットルにつき、15g未満の残糖量であること(辛口) の規定をクリアしています。このワインは13,7g/l 酸度7,9g/lのやや辛口です。リースリングの真髄リースリングの神髄は酸度と糖度の高いレベルの調和とバランスです。糖度がほとんどない極辛口リースリングはボディが細く旨味もあまり感じられません。ところがそれにバランスの取れた甘味が加わるとボディに膨らみがでて口当たりが柔らかくなりボリューム感も出てきます。酸味も角がとれ丸みを帯びワインに奥行きと深みが加わります。アプリコットや赤いリンゴのような風味とリースリングの純度の高い甘さと酸度のハイレベルな調和。それをぜひ味わってみて頂きたいと思います!生産者情報ベルンハルト コッホ Bernhard Koch1610年からワイン造りをする名家ベルンハルト コッホは、1610年からワイン造りをしていたという名家です。売り先はドイツ国内と近隣の個人客が占めていて、輸出はほとんど行っていませんでした。1980年に現当主ベルンハルトが引き継いだ時の畑は3ha足らず。2017年に後継者となる息子さんのアレクサンダー コッホが加わり現在畑は50haにまで広がりました。栽培する葡萄品種50haの畑に植えられている葡萄は、ピノ ノワール、シャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーなどです。その他赤ワインのドルンフェルダーやカベルネ ソーヴィニヨンなど20品種以上を手掛けています。お客さんがワイナリーにきた際に、甘口が好きな人も辛口が好きな人も、美味しいと思ってもらえるワインが1つでも見つかるようにという考えで、多品種を栽培しています。コッホの醸造責任者は兵庫県出身の坂田千枝さんベルンハルト コッホの醸造責任者は兵庫県出身の坂田千枝さん。「幼い頃から果樹栽培の仕事をしたいと考えていました。地元の農業高校に進学し、17歳の時にドイツにホームステイしたことがきっかけとなり、ドイツで職業訓練を受け、ラインガウやアールで研修を積みました。2013年末からコッホで働いています。普段は、1人でセラーの仕事を担当しています。ベルンハルトから学んだことは、お客様が求めるワインを造ること。ブルゴーニュのピノ ノワールが好きで、それに近づけていきたいと考えています。」ラインガウの名門、ゲオルグ ブロイヤーで9ヶ月、アールのマイヤー ネーケルで3年間の研修の後国立ヴァインスベルク醸造栽培学校でさらに専門的な知識を学び、ケラーマイスターの資格を取得しました。ドイツでワイン造りをする日本人女性は皆無「自分は日本人の女性で、ドイツの人たちに比べ体も小さく、12〜13歳の頃からトラクターに乗ってワイナリーの仕事を手伝っている彼らとは大きな差がありました。畑作業の手伝いだけではお給料も少なく、この先どうしようと考えたときに、醸造の道へ進むことを決めました。醸造のクラスでは25人中、女性は自分1人でした。また、フランスへ日本人の女性がワイン造りに行くことはありますが、ドイツに行く人はほとんどいません。そのためドイツでワイン造りに携わることを考えていた私は、募集のあったベルンハルト コッホへ入りました。その後、コッホで働くようになり、ケラーマイスターとして現在まで6年間勤めています。」ストイックなまでのこだわりワインのベストな状態を考えて、添加物は極力加えないようにしています。赤は基本的にノンフィルター(無ろ過)、白はベントナイト処理(タンパク質除去)を行いません。低価格帯のワインにも1つ1つタンパク質沈殿率のチェックを行っています。「低価格帯のワインにも上級クラスのワインにも同じ労力をかけています。」と力説する醸造責任者の坂田さん。2009年にブルゴーニュ スタイルのピノ ノワールを造り始めて以来、2013年頃から「ヴィヌム2019」で4房、「ゴーミヨ2019」で4房、「アイヒェルマン2019」で3星など多くのワインガイドに誌で高い評価をもらっています。