カンパーニャワインの時代を築いた9代目に捧げる「スティレマ」シリーズ歴史的名門「マストロベラルディーノ」のフィアーノ リゼルヴァ
Stilema Fiano Di Avellino Riserva Mastroberardinoマストロベラルディーノ (詳細はこちら)1878年創立、カンパーニャのアトリパルダに本拠地を置く、南イタリアの名門"マストロベラルディーノ"のDOCG フィアーノ ディ アヴェリーノ リゼルヴァ「スティレマ」です。この「スティレマ」は2015年に発表されたマストロベラルディーノの新しいワインシリーズ。アヴェッリーノで育てられたフィアーノを100%使用しています。ステンレスタンクで発酵後、シュールリーで24ヶ月熟成。一部をバリックの旧樽で12ヶ月熟成しています。火打石や海の香り、アーモンドやシトラス、ハーブなどの複雑な香り。熟したリンゴトーストしたアーモンドなどのふくよかさにフレッシュさが融合したフィアーノ ディ アヴェリーノです!750mlフィアーノイタリア・カンパーニャフィアーノ ディ アヴェッリーノDOCG白他モールと在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく場合もございますのでご了承ください。パシフィック洋行株式会社カンパーニャワインの時代を築いた9代目に捧げる「スティレマ」シリーズ歴史的名門「マストロベラルディーノ」のフィアーノ リゼルヴァ複雑でふくよかな味わいにフレッシュさが融合スティレマ フィアーノ ディ アヴェリーノ リゼルヴァ マストロベラルディーノStilema Fiano Di Avellino Riserva Mastroberardino商品情報マストロベラルディーノのフィアーノ ディ アヴェリーノ リゼルヴァタウラージ、そしてカンパーニャワインの歴史的名門「マストロベラルディーノ」が造るフィアーノ ディ アヴェリーノ リゼルヴァ、「スティレマ」シリーズです。火打石やアーモンド、柑橘、ハーブなどの複雑な香り。熟したリンゴや燻したアーモンドなどのふくよかさにフレッシュさが融合した味わいです。カンパーニャのワイン造りを築いた9代目に捧げる「スティレマ」シリーズカンパーニャの伝統的なワイン造りの歴史と、その素晴らしさを守るために尽力した9代目当主(現当主ピエロ氏の父)アントニオ マストロベラルディーノ氏。「スティレマ」シリーズは、彼のワインへの愛を表現するために2015年に誕生しました。フィロキセラ以前のブドウ畑で選抜されたクローンから始まり、何世代にもわたりその土地の自然を表現してきたイルピニアの土着品種(アリアニコ、フィアーノ、グレコ)の醸造方法を追求し、凝縮感があるような一般的なトレンドと異なる特徴を際立たせることを目的としています。その特徴を明確に表すために、歴史的な方法として異なる畑のブドウをブレンドしています。スティレマは、様々な畑のブドウをブレンドして完成させる「ブレンドの美学」によってDOCG地区のテロワールを表現している2024年2月、マストロベラルディーノ来日セミナーで10代目当主ピエロ マストロベラルディーニ氏によるスティレマプロジェクトのお話がありました。「スティレマは私の父アントニオへのオマージュです。1950〜1960年代に彼が造っていたスタイルを現代に蘇らせています。スティレマは、簡単に言うといろいろな畑の良いブドウだけをブレンドして造っているスタイルです。1950〜60年代は、様々な畑のブドウをブレンドして完成させる“ブレンドの美学”をアントニオは表現していました。一方、1978年以降は、イルピニアにクリュの概念が生まれ、単一畑でワインを造るというスタイルに変化していきました。スティレマは、複数の畑の良いブドウをブレンドさせることで、複雑さやDOCG地区のテロワールを表現することを目的にしています。これがスティレマの特徴です。スティレマ フィアーノ ディ アヴェッリーノ リゼルヴァは、フィアーノ中のトップキュヴェです。40〜50年は長期熟成できるポテンシャルを持っています。特徴は、24ヶ月間シュールリーをしていること。そして1年半から2年半、瓶熟成しています。」畑はアヴェッリーノ県モンテファルチョーネに位置し、平均標高550メートル、砂質土壌のフィアーノ100%を使用しています。10月中旬に手摘みで収穫し、16〜18度のステンレスタンクで発酵後、シュールリーを24ヶ月行います。マロラクティック発酵後に、ブドウの10%を旧樽のバリックで12ヶ月熟成。ボトリング後に瓶内熟成を18ヶ月間行います。ワインガイド評価『ルカ ガルディーニ』96点(2019ヴィンテージ)見事で力強く複雑なピュアフィアーノ。ライチ、ほのかなピンクグレープフルーツとパイナップル、ハーブ、タイム、ほのかなジャスミンのフィニッシュ。濃密でヨードが効いた口当たり、深みがあり、エキゾチックな果実味が戻ってくる。
受賞歴
2019ヴィンテージ:ルカ ガルディーニで96点、ヴェロネッリで94点、ワインアドヴォケイトで93点カンパーニアワインに全てを捧げ、守りぬいた功労の騎士!最高の敬意をもって『イタリアワイン界の誇り』と讃えられる地ブドウの救世主。 マストロベラルディーノ Mastroberardinoマストロベラルディーノは、カンパーニャ州アヴェッリーノ県アトリパルダに1878年設立のワイナリー。創業は1878年ですが、それよりもずっと前からカンパーニャでワインを造り続けていた一族。そもそもはベラルディーノという家族でしたが、「マストロ=マエストロ」という称号が与えられ、マストロベラルディーノ家となりました。現在はピエロ マストロベラルディーノ氏が当主を務め、ミラベッラ エクラーノなどに畑を所有。総面積250haのブドウ畑から20種類以上のワインを生産し、カンパーニャの伝統に最新醸造技術を融合させたワインは世界的に高く評価されています。多種多様なワインが造られるイタリアにも、第2次世界大戦後から徐々に国際品種が持ち込まれ、カンパーニャ州の生産者もアリアニコ、フィアーノなどの伝統的な地ブドウを国際品種へと植え替える流れとなります。そんな中、カンパーニャの伝統的なワイン造りの歴史と、その素晴らしさを守るために尽力したのが、マストロベラルディーノ家の9代目当主アントニオ マストロベラルディーノ氏でした。タウラージは南イタリアで最も重要な品種アリアニコから造られるワインで、カンパーニャ州初のDOCGの指定を受けています。マストロベラルディーノは、このタウラージと白のDOCGである「フィアーノ ディ アヴェッリーノ」「グレコ ディ トゥーフォ」の3つのワインをDOCGという最高のカテゴリーに昇格させた大きな役割を果たしたワイナリーと認識されています。また、2000年前の古代ワイン復活プロジェクト(DA POMPEI IL VINO)「ヴィッラ デイ ミステリ」をイタリア政府から任されたということからも、高い品質を誇る信頼の厚いワイナリーだと言うことの証です。マストロベラルディーノの代名詞ともいえる「ラディーチ」シリーズは、1980年のイタリア南部での震災をきっかけにうまれました。カンパーニャでも壊滅的な被害があり、同社のセラーは市民の避難所としても活用されました。マストロベラルディーノは地域復興の願いを込めて、この地に根ざしたワインとしてイタリア語で「根」を意味する「ラディーチ」シリーズを1986年にリリースしました。中でも「ラディーチ タウラージ リゼルヴァ」は南イタリアワインの最高傑作との呼び声も高く、2010年4月には『ワインエンスージアスト』で「イタリアを代表する10本のワイン」に選ばれています。2015年、ピエロ マストロベラルディーノ氏は同社の発展に多大なる貢献をもたらした父アントニオ マストロベラルディーノ氏へのオマージュとして新たなシリーズ「Stilema(スティレマ)」を発表。「スティレマ プロジェクトはアントニオ マストロベラルディーノの、この土地、ブドウ品種、その特徴的で唯一無二のワインへの愛を表現するために生まれました」とピエロ氏は語っています。●マストロベラルディーノの来日セミナー(2024年2月13日) カンパーニャで最も長い歴史を誇る名門マストロベラルディーノ現当主ピエロ氏来日セミナーはこちら>>
●マストロベラルディーノの突撃インタビュー(2011年11月30日) マストロベラルディーノ社 ピエロ社長インタビュー はこちら>>