標高980m!欧州で最高標高の畑を所有するエトナのシャラが造るネレッロ マスカレーゼ100%赤「980 メートリ」様々な要素が複雑に絡み合う華やかな味わい
980 metri Terre Siciliane Rosso Sciaraシャラ (詳細はこちら)シャーラが持つ3つのクリュ〈Carrana〉 〈Barba becchi〉〈Monte Dolce〉の葡萄。平均の標高がそのままワイン名となっています。プラム、樹に生えた苔、マッシュルーム、ドライフェンネルの複雑な香り。口当たりはなめらかでフレッシュ、その奥に華やかなチェリー、ローズマリー、スペアミントのフレーバーを柔らかなタンニンが芯となって支えています。アタックから長い余韻まで心地良いワイン。 3100本生産。750mlネレッロ マスカレーゼイタリア・シチリアテッレ シチリアーネIGT赤他モールと在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく場合もございますのでご了承ください。アプレヴトレーディング株式会社標高980m!欧州で最高標高の畑を所有するエトナのシャラが造るネレッロ マスカレーゼ100%赤「980 メートリ」様々な要素が複雑に絡み合う華やかな味わい980 メートリ テッレ シチリアーネ ロッソ シャラ980 metri Terre Siciliane Rosso Sciara商品情報ヨーロッパで最も標高の高い畑でワイン造りを行うエトナの造り手「シャラ」。標高およそ980mの畑で造られるネレッロ マスカレーゼ100%で造る赤ワイン「980 メートリ」です。所有する3つのクリュの畑を使用しています。プラムやマッシュルーム、ドライフェンネルの複雑な香り。口当たりはなめらかでフレッシュ、その奥に華やかなチェリー、ローズマリー、スペアミントのフレーバーを柔らかなタンニンが芯となって支えています。アタックから長い余韻まで心地良いワインです。標高980m!ミネラル、タンニン、果実感が複雑に調和するネレッロ マスカレーゼ2024年10月、当主ステフ イム氏にお話を聞きました。「980メートリは、カッラーナ、モンテドルチェ、バルバベッキの畑からできるネレッロ マスカレーゼ100%のワインです。カッラーナは2015年に私が初めて取得した畑で、タンニンの強さが特徴的です。2017年に取得したモンテドルチェは、4200年前に形成されたエトナ噴火口の近くにある小さな火山のような場所にある畑です。ここから豊かなミネラル感が与えられます。バルバベッキはフルーティなブドウが生まれます。この3つの畑のブドウをブレンドすることで、さらに複雑でバランスの取れた味わ位に仕上がるのです」2024年10月に980 メートリ2019ヴィンテージを試飲しました。ルビー色。フレッシュな赤い果実とハーブが混ざり合い、凝縮感のある香り。口に含むと、香り同様の風味が広がり、バランスが良く繊細でエレガントな味わいが感じられます。国内外の一流レストラン、ホテルが「シャラ」を採用ボッテガ・ヴェネタCEOが惚れ込み常顧客への特別なギフトに採用シャラのワインは、ヨーロッパの3つ星ホテルやレストランで採用されており、イタリア国内はもちろん、パリのフォーシーズンズホテルやロンドンのリッツカールトンで使われています。また、ボッテガ・ヴェネタの常顧客への特別なギフトとしても採用されました。ボッテガ・ヴェネタのCEOがリッツカールトンで飲んだシャラを気に入り、当主ステフ氏に直接連絡をしたそうです。職人的な作品を大切にするボッテガ・ヴェネタは、日本酒用のグラスなどもギフトとして取り扱っています。店舗のディスプレーとしてもシャラのワインは置かれています。生産者情報シャラ Sciara香港人の父と日本とアメリカのハーフという母を両親に、香港で生まれロサンゼルスで育ったステフ・イム氏が地元でバーテンダーとして働き始めたのは2004年の事。その後彼はロスの高級レストランでソムリエの職に就き、キャリアを積むうちにワインの魅力に取りつかれて行きます。そして自らの手でワインを造りたいと考え、2008年からカリフォルニアのレイク郡やフランスのマディランでワインメーカーとしてのキャリアを積みました。そして2010年、運命的な出会いが訪れます。以前から高地のワインに興味を持っていたステフはイタリアのエトナを訪ね、そこでフランク・コーネリッセンやサルボ・フォーティーと出会い、そして1000mに迫る高地にも畑が点在するこの地にすっかり魅せられます。「必ずここで自分のワインを造る」という強い想いを抱いた彼は、2014年にエトナの土地のオファーを受けると迷うことなく手に入れます。そして、2015年にステフはワイナリー「アジェンダ・アグリコーラ・シャラ」を立ち上げました。彼が手に入れた畑は標高650〜1520mの間に点在し、それぞれが異なるテロワールにあると共に、一部フィロキセラ以前に植えられた樹齢130年以上の樹も含まれる、高樹齢の樹が植えられていました。ステフはこうしたテロワールやブドウの個性を忠実に表現するべく、無農薬かつ極力自然に近い形でのブドウ栽培、さらに畑によって醸造、熟成もアンフォラ、バリック、グラスファイバー製タンクなどを使い分けるなど、強いこだわりを持ってワイン造りに取り組んでいます。彼の造るワインにはそれぞれの畑の標高に合わせて名付けられた「760」「980」「1200」の他、樹齢100年以上のブドウのみから造る「チェンテナリオ」、オレンジワインの「ウブリアコ・スッラ・ルナ(月に酔って)」などがあります。このうち「1200」が造られる標高1180mの畑にはエトナには珍しい、樹齢100年前後のグルナッシュが植えられています。ステフはこのブドウから醸造したワインの一部を、2年前から畑に埋めたアンフォラで熟成させています。彼は言います。「これはブドウを収穫する場所での輪廻転生のようなものなのです。その土地や植物相、微生物など、そこにあるすべての要素を考慮しないブドウ、ブドウのエッセンス、その様な果物を生産するのです。土地のDNAがあり、そのDNAが果実に伝わっている。つまり、ブドウはその土地のDNAを持っているということです。だからここで生まれたブドウをアンフォラで元々そのブドウが生まれた場所に埋めるというのは、いいアイデアだと思うんです。」ステフのユニークな発想とアプローチから生まれるシャラのワインは、その素晴らしさに魅せられる人々を確実に増やし続けています。
●シャラの突撃インタビュー(2024年10月25日) 標高1520mのヨーロッパで最も標高の高い畑!独自性を極めたエトナのテロワールの表現者「シャラ」突撃インタビューはこちら>>