鎌倉幕府草創から中期までの事績を記した『吾妻鏡』。源頼朝挙兵に至る経緯、二代将軍頼家の暗愚、三代執権北条泰時の武勇と仁徳ほか、小説やドラマが描く挿話の多くはこの史料に基づく。幕府の公式記録とも言われるが、史実の錯誤や改変も少なくない。本書では平家追討、奥州合戦、実朝暗殺、承久の乱など主要な合戦や争乱の叙述を、近年の研究も踏まえて検証。「正史」に潜む虚構を洗い出し、隠された意図を明らかにする。出版社 : 中央公論新社 (2024/7/22)発売日 : 2024/7/22言語 : 日本語新書 : 312ページISBN-10 : 4121028147ISBN-13 : 978-4121028143寸法 : 1.5 x 10.9 x 17.3 cm
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