フルー・ド・セル(初摘み塩)を 採った後の海水から採取し、 天日干ししたものです。 海水 多湿を避け保存して下さい。バレーヌ “バレーヌ”とはフランス語で“鯨”のこと。 バレーヌ・マークは、フランスでおなじみのプロセス・チーズ 「ヴァッシュ・キ・リ(笑う牛)」のイラストレーターでもある バンジャマン・ラビエ氏により1930年代に描かれ、今やフランスの 文化遺産のひとつとなっています。 フランス文化遺産を担う立場として、バレーヌ・マークは 製塩業の特性を活かした環境保護と、人々の健康、 特に子供達の健康に貢献しています。 バレーヌの塩は、南フランス・アルル地方の地中海沿岸の エッグ・モルトと名付けられた塩田で製造されています。 この塩田は古代ローマ人の技術者ベクシウスによって造られたものです。 バレーヌの塩の製造方法 圧力ポンプで汲み上げられた海水は、太陽や風など自然の影響を受けて 1Lあたり塩分29gまで凝縮されます。その海水を人工池に引き込み、 260g/Lまで蒸発させます。それを次の人工池(5〜10haの長方形)に移動し、 “結晶ケーブル”に広げて結晶化させます。 毎日、乾ききるだけの海水を加えて、塩の層を作り、 この作業を繰り返すことで8〜9cmの層になります。 この層から採塩を行います。時期としては9月ごろの一か月間。 強い雨が降る秋の前に採塩を終わらせます。最後に不純物を取り除きます。