【2022楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞!】 ルイ・ジャドが手掛ける初のオレゴン・ピノ・ノワール!
際立つエレガンス。カリフォルニアのピノ・ノワールの大注目の産地オレゴンにてのルイ・ジャド社が初めて手掛けた『レゾナンス・ヴィンヤード』 ルイ・ジャド社は、由緒あるブドウ栽培家としての歴史を有するジャド家のルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって1859年に創設。1794年からジャド家が所有するシュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼルの総面積の半分や、1826年に取得したボーヌ・ヴィーニュ・フランシュのプルミエ・クリュ、現在までモノポールであるクロ・デ・ズルシュールに加え、ブルゴーニュの銘醸格付け畑を次々に取得し、約240haの自社畑を所有するブルゴーニュ有数の大ドメーヌとなるとともに、優れた品質のワインを提供するネゴシアン・エルブールとしても高い評価を受けています。 ルイ・ジャド社のワイン造りの目的は、自らが誇りとするブルゴーニュの真のテロワールを、それぞれのワインを通じて表現することであり、長い将来にわたってそのテロワールが維持されていくことです。そのために、約20年以上前から化学肥料や農薬の使用を排除するなどオーガニックな取り組みを強化しており、2019年にはHVE(High Environmental Value 環境価値重視認定)の最高位であるレベル3を取得しました。醸造は天然酵母を使用し、じっくりと時間をかけて行います。 「レゾナンス・ヴィンヤード ピノ・ノワール」は、メゾン・ルイ・ジャドが、初めてブルゴーニュ以外の地で手掛けたオレゴンワインです。レゾナンス・ヴィンヤードは、オレゴン州ウィラメット・ヴァレーのAVAヤムヒル・カールトンにあります。ルイ・ジャドは2013年に、この素晴らしい畑を取得しました。13haの所有畑のうち8haでピノ・ノワールが栽培されています。醸造は、ルイ・ジャドで42年間ワインメーカーを担ってきたジャック・ラルディエールが担当しています。
■テクニカル情報
■ 土壌は主にウィラケンジー(古い海洋性の堆積物)とヤムヒル(玄武岩土壌)で構成されています。ブドウは全除梗されたのちに、新樽率50%のフレンチオークにて15ヵ月間熟成させます。ワインは、複雑なアロマに、豊かな果実味を備えた仕上がりです。
■テイスティングコメント
■ 美しいルビー色。熟した果実、スパイスの香りとともに、ほのかな樽香があります。 口に含むといきいきとした生命力を感じると同時にまろやかさもあり、しっかりとしたタンニンがワインの骨格を支えています。躍動感のある波動、そしてその奥にレゾナンス・ヴィンヤードの土壌に由来する心地よいミネラルが感じられます。まだ若い印象ですが、長期熟成のポテンシャルを十分にもっており、今後さらに素晴らしい熟成が期待できるでしょう。ジャック・ラルディエール LOUIS JADOT RESONANCE VINYARD PINOT NOIR ルイ・ジャド レゾナンス・ヴィンヤード ピノ・ノワール 生産地:アメリカ オレゴン ウィラメット・ヴァレー 原産地呼称:AVA. YAMHILL CARTON ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 1201709706937210LOUIS JADOT / ルイ・ジャドワイン通を自認する者であるならば、誰ひとり知らぬ者はいないブルゴーニュを代表する生産者のひとつ、ルイ・ジャド。その150種類のワインをすべて造り出すのが、天才として名高いジャック・ラルディエールだ。「シャンボール・ミュジニーのようなAOCワインは普通の飲み物だと思ったらだめだ。ワイン自体が飲むものに対して主導権を握っているんだ!」。信じられないほどの早口かつ大声で、彼は語り続ける。「プリティなワインを造ってもしょうがない。今美味しいというのと、ポテンシャルがあるというのは別だ。AOCワインの本質はポテンシャルだ。自然は常に素晴らしく、ハーモニーを自ら創造してくれる。その力をフルに伝えるためには、15年は熟成、成長し続けるワインを造る必要があるんだ」。ジャドのワインのがっしりした構造は、確かに早く飲むには辛い時もある。全房発酵、非常に高い発酵温度、普通の2倍3倍の時間をかける1ヶ月以上のマセラシオン。口当たりの良いバランスを最初からあざとく狙うのではなく、もてるものすべてをぎりぎりまで抽出するかのような、積極的な姿勢。「ワインにはそのヴィンテージとテロワールの記憶がすべてしまい込まれている。そしてワインの起源である紀元前3千年のバビロニアからの歴史刻み込まれている。それを引き出してやることが私の務めだ」。ルイ・ジャドの数多くのラインナップの中でもひときわ光るアイテムが、ボンヌ・マールとミュジニーだろう。前者はジャドのパワフルさが畑のもつ性格と合致し、相乗効果をもたらしているという点で。後者はミュジニーの厳しさと格調高さと圧倒的な緻密さが見事に表現され、ジャドのワインというよりまぎれもなくミュジニーのワインという意味において。特にミュジニーの凝縮度と洗練の両立はすごい。たぶんルイ・ジャドの赤ワイン中の最高傑作。パリのワインショップで、これがロマネ・コンティ、ペトリュース、マルゴー、シュヴァル・ブラン等と並んで特別のケースに陳列されているのを見たが、ようするにフランスではそういう位置づけなのだ。「うちには多くの人が来てテイスティングするけど、ミュジニーは限られた人にだけ出す。だからこれは別の部屋において、人目に触れないところで熟成させている」。確かに900本という生産量では無理もない。訪問者がこのワインに殺到して、すべて樽から飲み尽くされてしまうだろう。ところが日本ではまったくと言っていいほど話題にのぼらず、長い間売れずに棚に放置されているのをよく見る。実に不思議である。ワイナート 魅惑のブルゴーニュより抜粋
■Domaine des Heritiers Louis Jadotジャド家が代々継承してきた由緒ある自社畑
■Domaine Louis Jadotかつてマルサネ村にあり、名声を誇っていたドメーヌ・クレール・ダユは、相続上の問題が生じ、1985年、その所有畑をルイ・ジャド社に売却しました。その後もルイ・ジャド社は高品質なワインを生産するために自社畑の拡大に努めています。