カルト的人気を誇るシネ・クワ・ノンで8年間修業した後、独立したマギー・ハリソン氏が手掛ける知る人ぞ知るオレゴン・ウィラメット・ヴァレーにある「アンティカ・テッラ」。トップ・キュヴェである「セラス」、「ボタニカ」、「アンティキテラ」がVINOUSやジェームスサックリンで途轍もない高評価を獲得し、今やオレゴンのスーパーカルトワインとも呼ばれているこのワイナリーです。 オレゴン州ウィラメットヴァレー、ポートランドから車で南へ35分の距離にあるエオラ・アミティ・ヒルズに11エーカー(約13,470坪)の畑を所有。初めてブドウが植えられましたのは1989年です。 「ボタニカ ピノ・ノワール」は、この地の植物相の豊饒さと豊穣さを表現している。魅力的なテクスチャーとみずみずしい個性だけでこのワインを定義したくなるが、同じように印象的な構造的要素もある。並外れた凝縮感と際立った緊張感のバランスこそが、このワインの本質なのだ。ボタニカはワイルドローズ、サワーチェリー、ブラッドオレンジの味わい。うっとりさせるテクスチャー、青々とした緑を表現豊かに感じる 。しっかりとした構造と濃縮された果実味のバランスが感動的。 ANTICA TERRA Botanica PINOT NOIR アンティカ・テッラ ボタニカ ピノ・ノワール 生産地:アメリカ オレゴン州 ウィラメットヴァレー 原産地呼称:AVA. WILLAMETTE VALLEY ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ジェームスサックリング:96 ポイント 26 Oct, 2018 - The oak is strongly toasty and spicy on the nose of this youthful pinot, ahead of ripe red-cherry, plum and boysenberry aromas. The palate concentration is exceptional with rich, ripe black cherries and blueberries delivered on a plush, supple and ribbon-like array of long, noble tannins. Exceptional quality here. Drink or hold. VINOUS:95 ポイント Drinking Widow: 2023-2032 Review Date: Aug 2020 Shimmering ruby-red. A highly aromatic bouquet evokes fresh red and blue fruits, Asian spices and potpourri, along with a smoky mineral overtone and a touch of fresh bay. Juicy, seamless and precise on the palate, offering mineral-laced raspberry and cherry preserve, boysenberry, rose pastille and spicecake flavors that deepen and spread out through the back half. Delivers a suave blend of power and finesse and finishes with silky tannins, outstanding clarity and superb, floral- and mineral-driven persistence. -- Josh RaynoldsANTICA TERRA / アンティカ・テッラ 知る人ぞ知るオレゴンのスーパーカルトワイン カルト的人気を誇るシネ・クワ・ノンで8年間修業した後、独立したマギー・ハリソン氏が手掛ける知る人ぞ知るオレゴン・ウィラメット・ヴァレーにある「アンティカ・テッラ」。 トップ・キュヴェである「セラス」、「ボタニカ」、「アンティキテラ」がVINOUSやジェームスサックリンで途轍もない高評価を獲得し、今やオレゴンのスーパーカルトワインとも呼ばれているこのワイナリーです。 オレゴン州ウィラメットヴァレー、ポートランドから車で南へ35分の距離にあるエオラ・アミティ・ヒルズに11エーカー(約13,470坪)の畑を所有。初めてブドウが植えられましたのは1989年です。 この土地の地質は非常に珍しく興味深いと言われています。氷河時代に起こったミズーラ洪水と呼ばれる大規模な氷河湖の連続した決壊洪水、そして大規模な火山噴火を発生させたカスケード山脈の歴史を垣間見る土壌。大昔の海底に残された砂岩、化石化した牡蠣の殻が層の表面へと上昇し、表土なしではブドウの成長を妨げます。そのため、ほとんどの場所でブドウの根は深く植えられています。 丸石がごろごろした土の表面、急こう配な斜面から辺り一面を見渡すと、自然の偉大さを感じます。ブドウの木は常に西風にさらされ、雲が畑を覆いますが切れ目から太陽の光が差し込み、凍えるような寒い日にも太陽の光が畑を照らしています。 目には見えない自然の力がバランスよく作用し、ブドウの成長を促します。房、果実は非常に小さく、通常の半分の大きさ。細心の注意を払いブドウを育て醸造しています。その結果類まれなるハイクオリティーでユニークなワインが誕生します。