ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ リュリー 1er クルー ブラン 750ml (白ワイン)

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ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ リュリー 1er クルー ブラン 750ml (白ワイン)

ウメムラ Wine Cellar

7,920 円 (税抜き)

2018年がファーストヴィンテージ。ロマネ・コンティの共同経営者が手掛けるワイナリーが造る、テロワール由来のエネルギーを感じる力強いワイン! 名門ドメーヌ ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者であるオベール・ド・ヴィレーヌ氏がDRCの経営を継ぐ前の1971年に設立したドメーヌです。ド・ヴィレーヌ氏はDRCの経営を継ぐ以前、父親から「自分の力でドメーヌを興してみなさい」という指示を受け、自らのワイン造りに挑戦します。その舞台として選んだのが、ブルゴーニュワインの本場コート・ドールを外れた、コート・シャロネーズ地区最北に位置するブーズロン村でした。 村の名をAOCに冠することさえ許されていなかったという貧しい村でしたが、ド・ヴィレーヌ氏が、その土地のテロワールとアリゴテの相性を見出し、素晴らしいワインを仕立てはじめると一躍、「ブーズロンAC」 はアリゴテ種唯一の村名ACとして認められ、ドメーヌ・ド・ヴィレーヌはアリゴテ種の個性と魅力を世界に知らしめたワイナリーとしてその名を広く知られるようになりました。現在は、ド・ヴィレーヌ氏の甥であるピエール・ド・ブノワ氏が主体となりワイン造りを行っています。 「リュリー 1er クルー ブラン」は、リュリーの北に位置する、1級畑で作られるブドウを使用します。東、南東向きの険しい斜面にあり、小石の多い粘土石灰質土壌です。一部フードルを使用し、醸造、熟成。柑橘果実にモモ、白い花やスパイスにほのかな樽のニュアンスを感じる力強いアロマを感じることができます。繊細でエレガントながら引き締まって深みがある力強いワイン。塩味やほのかな苦みのある長い余韻が楽しめます。
■テクニカル情報
■ 栽培:ビオロジック農法を実践し、1986年にカリテ・フランスの認証を受けています。選定を厳しく行い、芽かきやグリーンハーヴェストを行っています。テロワールに忠実なワインを造るために、収量をAOCの規定よりも20%低く抑えています。収穫はすべて手摘みで、厳しい選果を行っています。 醸造:自然酵母で発酵させ、熟成はワインにより、大樽、オーク樽、タンクを使い分けます。オーク樽の使用は最小限にし、テロワールとブドウの微妙なニュアンスを表現しています。
■ドメーヌ・ド・ヴィレーヌからのコメント
■ Rully 1er Cru ≪Cloux≫Blanc 2018(新) ファーストヴィンテージではあるが、そのテロワールの質の高さ、小石の多い粘土石灰質土壌の切り立った斜面に植えられた東向きの畑、これらにしっかりと支えられたワインだ。こういった好条件により、美しいエネルギー、余韻の長さを予感させる深みのある果汁がたっぷりともたらされる。木製の大樽で熟成されたことにより繊細な樽香もわずかに香る。わずかな苦みに支えられたアロマティックな骨組みが、フレッシュでエレガントな余韻を約束してくれている。 DOMANE DE VILLAINE Rully 1er Cru Cloux Blanc ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ リュリー プルミエ・クリュ クルー ブラン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・シャロネーズ リュリー 原産地呼称:AOC. RULLY ぶどう品種:シャルドネ 100% 味わい:白ワイン 辛口A et P de VILLAINE / オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌロマネ=コンティの経営者が生み出す、群を抜くアリゴテドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティ社の経営者が運営するドメーヌ。ドメーヌの名称のAはオーベールの頭文字で、Pは伴侶パメラの頭文字。現在ドメーヌを取り仕切るのは当主オーベールと甥にあたる30代半ばのピエール・ド・ブノワ オーベールの妹の息子で、サンセール出身。20ヘクタール弱と大きめのドメーヌの半分以上を占めるのはブズロン。ブズロンはシャロネーズ地区の最北端に位置し、アリゴテ種のワインのみがこのアペラシオン(1997年、それまでのブルゴーニュ・アリゴテ・ド・ブズロンから単独のブズロンに格上げとなった)を名乗れ、広さは60ヘクタールほどと非常に小さい。畑は270メートルから350メートルの斜面にあり、コート=ドールに較べ若干高めの標高だが、そのテロワールはコート=ドール、なかでもアロース=コルトンによく似た地質の構成となっている。ドメーヌでは最大限テロワールを生かす取り組みがなされていて、現在ぶどうの栽培は完璧なビオ。1986年よりビオロジークでの耕作を開始、10年後の1996年には正式な認証を得ている。選果は畑でしっかりおこない、白は温度コントロールされたイノックスのタンクでアルコール発酵、その後、フードルと若干のピエスで熟成。赤の醸しは木製の開放の大桶で、ピジャージュも人手、その後ピエスで熟成――新樽の割合はヴィンテージ毎で様々――、そしてフィルターをかけずに瓶詰め。SO2の使用比率も低く抑えているのが、味わいからも体感できる。フラッグシップのブズロンは素直な果実風味に溢れた滑らかな味わいのワインで、アリゴテ種独特の酸味も他の要素とうまくバランスされ、非常に心地よい仕上がりとなっている。ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ(それぞれのラベルに記されているクルー、ディゴワーヌ、フォルテュヌはリュー=ディの名称)は赤、白ともにブズロンのすぐ南の斜面から生まれるが、どれも構成要素にまとまりの感じられる調和のとれたもので、アフターもしっかり。このドメーヌがいかにバランスに重きをおくか、ブズロン同様十分に納得できるもの。リュリーは、南のマコン、プイィ=フュイッセとは明らかに異なる酒質で、例えればピュリニーのキャラクターを多少細身にしたタイプ。リリースされてすぐよりも多少熟成させてからのほうが、その持ち味が開花する。またメルキュレでは、ニュイ=サン=ジョルジュに由来するピノ・ファンの株を用いていて、コート・ド-ルの赤と同じく、15年から20年の熟成は楽に可能。ともかく赤、白ともに、いかにワインにテロワールを表現させるかという点においての仕事は、経営者として携わっているDRCと同列にあることを強く感じさせてくれる水準の高さ。ブズロンのエキスパートとして、その酒質には端倪すべからざるものがあるドメーヌだが、なぜか品切れになるのは赤からなのである。

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