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フコー兄弟(元クロ・ルジャール)に学んだ新世代の旗手であり、ソーミュール最高の生産者のひとりイヴ・ランベール! 「ドメーヌ・サン・ジュスト」は、1996年、サン・ジュスト・シュル・ディーヴ村にイヴ・ランベールによって設立されました。2005年、修行を終えた息子アルノーが参画。そして2009年、「ソーミュール最古のぶどう畑」と言われる、「シャトー・ド・ブレゼ」が所有する22ヘクタールの畑の権利を取得。同年アルノーが正式にドメーヌを継承し、「ドメーヌ・アルノー・ランベール」が誕生しました。 偉大なお父さんはもちろん、家族ぐるみの付き合いをしている元「クロ・ルジャール」のフコー兄弟(兄シャルリは2015年に死去)からも、とても多くのことを学んだというアルノー。「ピュアであること」を絶対的なフィロソフィーとして掲げる彼のワインの完成度は驚くべきもので、ソーミュールの地に、新たなる歴史を刻む造り手が現れたのだということを実感させてくれるものです。 「ソーミュール・シャンピニ― イヴ・ランベール」は、サン・シル・アン・ブール村の4haの畑より。粘土石灰質土壌。平均樹齢45年。ステンレスタンクで発酵後、6~7ヶ月間熟成。創業者でもある父イヴ・ランベールの名を冠した、このドメーヌの看板作品です。 色は紫を帯びた濃いガーネット。香りは非常にキャブ的で、カシス(葉と新鮮なベリー)、グリルしたレッドペッパーと砕いたミントの香りがする。味わいは丸く、豊かで、包み込むような、美しい緊張感と肉厚でベルベットのような質感を持ち、新鮮で表情豊かな果実味、コショウとメントールによって完成されています。フィニッシュは、緊張感が途切れることなく続きますが、より噛みごたえのある味わいです。後味は貪欲で、カシスに支配され、ペッパー、カカオ、ミントが続き、かなり長い時間持続する。
■テクニカル情報
■ 栽培:2009年よりビオロジック栽培(2012年に「Bureau Veritas」認証取得)。2018年よりビオディナミ。 醸造:収穫はすべて手摘み。除梗100%。天然酵母のみで発酵。無清澄。ステンレスタンクおよび地下に埋めてあるグラスファイバー製タンクで醸造。 ARNAUD LAMBERT SAUMUR CHAMPIGNY YVES LAMBERT アルノー・ランベール ソーミュール・シャンピニ― イヴ・ランベール 生産地:フランス ロワール 原産地呼称:AOC. SAUMUR CHAMPIGNY ぶどう品種:カベルネ・フラン 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディArnaud Lambert / アルノー・ランベール 「ドメーヌ・サン・ジュスト」は、1996年、サン・ジュスト・シュル・ディーヴ村にイヴ・ランベールによって設立されました。2005年、修行を終えた息子アルノーが参画。そして2009年、「ソーミュール最古のぶどう畑」と言われる、「シャトー・ド・ブレゼ」が所有する22ヘクタールの畑の権利を取得。同年アルノーが正式にドメーヌを継承し、「ドメーヌ・アルノー・ランベール」が誕生しました。 (その歴史を11世紀まで遡ることができる「シャトー・ド・ブレゼ」は、歴代の王侯の所有となった後、現在はルイ14世の財務総監であったコルベールの子孫の所有となっています。そのワインは16世紀の文献にも登場し、王侯たちはシャトー・ディケムと交換していたという記録が残っています)。 同2009年、アルノーは、「ドメーヌ・サン・ジュスト」および「シャトー・ド・ブレゼ」の合計37ヘクタールにおよぶ全栽培面積を完全ビオロジック栽培に切り替え、2018年にはビオディナミに転換しています。 「ドメーヌ・サン・ジュスト」が所有する「サン・シル・アン・ブール」の畑は、重厚な石灰岩基盤上の浅い粘土質土壌です。したがって収量が少なく、ワインは濃醇なスタイルになります。「(シャトー・ド)ブレゼ」の畑は砂質や泥土質の沖積土壌で、より軽やかで繊細なスタイルになります」(アルノー・ランベール)。 偉大なお父さんはもちろん、家族ぐるみの付き合いをしている元「クロ・ルジャール」のフコー兄弟(兄シャルリは2015年に死去)からも、とても多くのことを学んだというアルノー。「ピュアであること」を絶対的なフィロソフィーとして掲げる彼のワインの完成度は驚くべきもので、ソーミュールの地に、新たなる歴史を刻む造り手が現れたのだということを実感させてくれるものです。