【2022楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞!】
ドメーヌ入りした娘が赤ワインを担当 次のステージへ向かうムルソーの造り手「パトリック・ジャヴィリエ」 ムルソーのパトリック・ジャヴィリエも娘のマリオンがドメーヌ入りし、次のステージへと向かい始めた。ジャヴィリエ家はムルソーで何代も続く栽培農家の家系だが、ブドウ畑の面積は小さく、パトリックの父、レイモンは農作業の傍らワインの仲買人をせざるを得なかった。パトリックは1973年にディジョンの大学で醸造学のディプロマを取得し、翌1974年に初めて自分の責任のもと、収穫、醸造を行っている。 ドメーヌは1980年代から1990年代にかけて、ブドウ畑を急速に拡大。 ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、ポマール、そして特級コルトン・シャルルマーニュも手に入れた。 さらに妻の実家の畑を賃貸耕作し、ペルナン・ヴェルジュレスやアロース・コルトンも手がけるに至っている。 現在、賃貸も含めた所有畑の総面積は9ha弱だ。 「アロース・コルトン」の畑は、パトリック・ジャヴィリエ夫人の実家から。泥灰土が混じった粘土石灰質の土壌で、なかなか堅牢なスタイルのワインを生む。香りは赤い果実にブラックベリーやカシスといった黒い果実が混じった印象。チャーミング。
■テクニカル情報
■ 醸造・栽培、除梗の割合:100%、発酵温度:28度、熟成(樽