パトリック・ジャヴィリエ アロース・コルトン 750ml (赤ワイン)

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パトリック・ジャヴィリエ アロース・コルトン 750ml (赤ワイン)

ウメムラ Wine Cellar

6,980 円 (税抜き)

ドメーヌ入りした娘が赤ワインを担当 次のステージへ向かうムルソーの造り手「パトリック・ジャヴィリエ」 ムルソーのパトリック・ジャヴィリエも娘のマリオンがドメーヌ入りし、次のステージへと向かい始めた。ジャヴィリエ家はムルソーで何代も続く栽培農家の家系だが、ブドウ畑の面積は小さく、パトリックの父、レイモンは農作業の傍らワインの仲買人をせざるを得なかった。パトリックは1973年にディジョンの大学で醸造学のディプロマを取得し、翌1974年に初めて自分の責任のもと、収穫、醸造を行っている。 ドメーヌは1980年代から1990年代にかけて、ブドウ畑を急速に拡大。 ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、ポマール、そして特級コルトン・シャルルマーニュも手に入れた。 さらに妻の実家の畑を賃貸耕作し、ペルナン・ヴェルジュレスやアロース・コルトンも手がけるに至っている。 現在、賃貸も含めた所有畑の総面積は9ha弱だ。 「アロース・コルトン」の畑は、パトリック・ジャヴィリエ夫人の実家から。泥灰土が混じった粘土石灰質の土壌で、なかなか堅牢なスタイルのワインを生む。香りは赤い果実にブラックベリーやカシスといった黒い果実が混じった印象。チャーミング。
■テクニカル情報
■ 醸造・栽培、除梗の割合:100%、発酵温度:28度、熟成(樽

新樽率

/タンク):50%、熟成期間:18ヶ月、マロラクティック発酵の有無:する。瓶詰め時のフィルターの有無:なるべくしない。、所有面積:0.29ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、平均樹齢:40年 Patrick JAVILLIER Aloxe Corton パトリック・ジャヴィリエ アロース・コルトン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ アロース・コルトン 原産地呼称:AOC. ALOXE CORTON ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.0% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 輸入元ラック・コーポレーションとの試飲会で発見した掘り出し物アロース・コルトン2017年です。 昨年ここのサヴィニーの一級セルパンティエールを飲んでからというもの、パトリック・ジャヴィリエのワインに対するイメージガラッと変わりました。 今回も、2017年のジャヴィリエを試飲リストに加えたら、これがまた大当たり。チェリー、ラズベリー、ストロベリーなどベリー系のジューシーな果実味、スミレやスパイス、甘草の風味が加わり、さらに複雑な味わいが際立っています。2017年の特徴でしょうか、造り手の特徴なのか、とてもエレガントで柔らかなボディ、数年の瓶熟でとても落ち着いたブルゴーニュに仕上がっており、ブルゴーニュのピノ・ノワールに在るべき、美しさここに在り。 ムルソーなど白ワインは偉大な父が現在も手掛けているそうですが、赤ワインの醸造に関しては2008年から娘さんのマリオンさんが全工程行っているそうです。ピジャージュを行わず、もっぱらルモンタージュで優しい抽出を心掛け、さらに2009年以降は優しいデレスタージュ(澱抜き静置法)もマリオンさんの発案で行っているとのことで、そうすることにより、タンニン成分が柔らかで優しいタッチに仕上がるそう。この綺麗に溶け込んだタンニンと旨味は、そういった特別な工程も関係してくるのでしょう。 結論!ジャヴィリエの赤ワインは良い!そして2017年はまさに今ベストタイミング! 今は赤系果実は支配的ですが、熟成味がお好きな方は、もう数年寝かせたらさらに進化したブルゴーニュに成長するでしょう。2024.09.14

LUC試飲会2024

Patrick JAVILLIER / パトリック ジャヴィリエ ドメーヌ入りした娘が赤ワインを担当 次のステージへ向かうムルソーの造り手 ムルソーのパトリック・ジャヴィリエも娘のマリオンがドメーヌ入りし、次のステージへと向かい始めた。ジャヴィリエ家はムルソーで何代も続く栽培農家の家系だが、ブドウ畑の面積は小さく、パトリックの父、レイモンは農作業の傍らワインの仲買人をせざるを得なかった。 パトリックは1973年にディジョンの大学で醸造学のディプロマを取得し、翌1974年に初めて自分の責任のもと、収穫、醸造を行っている。 ドメーヌは1980年代から1990年代にかけて、ブドウ畑を急速に拡大。 ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、ポマール、そして特級コルトン・シャルルマーニュも手に入れた。 さらに妻の実家の畑を賃貸耕作し、ペルナン・ヴェルジュレスやアロース・コルトンも手がけるに至っている。 現在、賃貸も含めた所有畑の総面積は9ha弱だ。 ここでは「キュヴェ・オリゴセーヌ」「キュヴェ・デ・フォルジェ」と名付けられた2種類のブルゴーニュ・ブランを造っているが、前者はピュリニー寄り、後者はヴォルネイ寄りの区画から生み出されるワイン。テロワールの違いにより、前者はよりミネラルが強く、後者はリッチなスタイルとなる。 村名ムルソーにも2つのキュヴェ「レ・クルゾ」と「テット・ド・ミュルジェ」というキュヴェがあり、前者はムルソー山の頂上の真下にあるレ・クルーと1級ポリュゾの下に位置するレ・クロトのアッサンブラージュ。後者は石切り場の下にある東向き斜面のカス・テットと、ヴォルネイ寄りで西向き斜面のミュルジェ・ド・モンテリーとのアッサンブラージュだ。 性格の異なる区画同士の組み合わせが、独特のバランスと複雑味を見せる。 ドメーヌの看板である白ワインの醸造はいまだ父パトリックが譲る気配はないが、赤ワインの醸造に関しては2008年から、娘のマリオンが全責任を負っている。 赤ワインの造りで特徴的なのは、ピジャージュを行わず、もっぱらルモンタージュで優しい抽出をすること。 さらに2009年よりマリオンの発案で、さらに優しいデレスタージュをアルコール発酵の終わりに行うようになった。 新樽率も適度で樽香がくどいこともなく、非常にバランスのとれたワインを造るジャヴィリエ。 若いうちから楽しめる、スタイリッシュなムルソーだ。

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