豊潤で複雑で豊かな香りに包まれ、よく熟した果実味が豊かに広がり、樽熟成から由来する風味は見事に溶け込みしっかりした骨格を備えた1本
■タイプ 白 辛口
■産地 ニュージーランド ノース・アイランド (New Zeuland)
■等級 ホークス・ベイG.I.
■ぶどう品種 シャルドネ 100%
■生産者 サム・ハロップ
■熟成・醸造 全房プレス後6度で74時間漬け込みステンレス醗酵 旧樽(228L/23%NEW)に移し醗酵を終得る そのまま11ヶ月熟成(MLF/清澄無し)
■アルコール度数 13.5% 2017年ヴィンテージコメント (2019年9月15日試飲) 黄桃、熟したリンゴ、リンゴパイなどを思わせる果実香、カラメル香、ヴァニラ香、カシューナッツ香、ブリオッシュ香、木質香、燻し香、発酵食品香、海を感じる潮の風味などが香ります。口の中によく熟した旨味豊かな果実味がやや強い樽熟成から由来する風味と見事に融合し豊かに広がります。比較的強くやや潮味を帯びた酸と程よいミネラルを感じ、旨味豊かに膨らみますが、メリハリがあり、しっかりした骨格を感じます。余韻は長く、果実の旨味と共に苦味と収斂性が後味に心地よく現れます。豊潤で複雑で豊かな香りに包まれ、その印象は後味まで続き、よく熟した果実味が豊かに広がり、樽熟成から由来する風味は見事に溶け込み、旨味豊かですがしっかりした骨格を備えた今後の熟成も大いに期待出来る1本です。 麦ちゃん評価 4.4点
※麦ちゃん評価とは?グランド・アマチュアウォッチメーカー シャルドネ サム・ハロップ ニュージーランド・ワイへケ島のワイナリー!マスター・オブ・ワインの称号を持ち、各国のワイナリーでコンサルタントを務めるサム・ハロップ氏自ら手掛けるプレミアムワイン! 豊潤で複雑で豊かな香りに包まれその印象は後味まで続き、よく熟した果実味が豊かに広がります。 樽熟成から由来する風味は見事に溶け込み旨味豊かですがしっかりした骨格を備えた今後の熟成も大いに期待出来る1本です。 麦ちゃん評価:4.4点 サム・ハロップ Sam Harrop サム・ハロップ・ワインは、世界的なコンサルタントのサム・ハロップ氏が母国ニュージーランド北島のワイヘケ島で開いたワイナリーです。ハロップは2003年、最難関資格であるマスター・オブ・ワイン(MW)に当時では最年少の31歳でストレート合格した奇才で、ロンドンで開かれるインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)ワイン審査部門の責任者を務める一方、スペインのドミニオ・デ・フォンタナ、ワイヘケのテ・モトゥなどのコンサルタントも務めています。日本人初となるマスター・オブ・ワインの大橋健一氏の師匠でもあります。2013年には、英国のドリンクス・ビジネスが「最も影響力のあるワインコンサルタント10人」の1人に選び、名実ともに世界が認めるコンサルタントとして活躍しています。また、近年では「Sake Samurai」として日本酒を世界に紹介する担い手として、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)日本酒審査部門でも活躍しています。2013年1月に家族を連れてロンドンから帰国し、母国ニュージーランドで自らのワイナリー「サム・ハロップ・ワイン」を開き、「セダリオン・プロジェクト」を始めました。畑のあるワイヘケはオークランドの東にある島で、リゾート地としても人気があり、ニュージーランドで最も土地の価格が高いエリア。 生産本数各2000本を切るマイクロ・キュヴェのワインを2013年に初ヴィンテージとしてリリースし、これまで知られていなかったワイヘケの土地から世界レベルのワインを発信しています。「たくさんの肩書があるけれど、私がしているのは、ワインの知識やワインに対する愛情を通して他と繋がったり影響しあったりする、ただそれだけ」と語っています。