ローヌ・ブレンドなのにどこかバルバレスコを思わせる味わい
ヴィオニエの芳香なアロマに甘草、ルバーブ、麦芽、五香粉のスパイスの風味が縁取り、滑らかなテクスチュアのもとジューシーなタンニンが続く。 色・タイプ 赤/ミディアムボディ/辛口 品種 シラー96%、マタロ2.5%、ヴィオニエ1%、マルサンヌ0.5% 容量 750ml 産地 オーストラリア こちらの商品はお取り寄せ商品になります。 発送まで2日–5日お時間が掛かります。 発送予定日は予告なく変更される場合がございます。 お取り寄せ商品 発送スケジュール(平日の場合) 月 AM10:00までにご注文いただくと火曜日に発送可能。 火 AM10:00までにご注文いただくと水曜日に発送可能。 水 AM10:00までにご注文いただくと木曜日に発送可能。 木 AM10:00までにご注文いただくと金曜日に発送可能。 金曜日が祝日の場合、AM10:00以降のご注文は翌週火曜日に発送可能となります。 金 AM10:00までにご注文いただくと土曜日に発送可能。 AM10:00以降のご注文分は火曜日に発送可能。 月曜日が祝日の場合、AM10:00以降のご注文は翌週水曜日に発送可能となります。 土 火曜日に発送可能。 月曜日が祝日の場合、翌週水曜日に発送可能となります。 日 火曜日に発送可能。 月曜日が祝日の場合、翌週水曜日に発送可能となります。 祝日の対応(月、火、水、木の場合) ご注文日が祝日の場合は翌々日に発送可能。 祝日の前日のAM10:00以降のご注文分はご注文日から4日後に発送可能。ヤラ・ヴァレーの伝説、ベイリー・カローダス博士 ヤラ・イエリングは植物学者ベイリー・カローダスが1969年、ヤラ・ヴァレーに興したワイナリーです。カローダスはオーストラリアのワイン生産の主流が酒精強化ワインであった20世紀半ば、ヤラ・ヴァレーで誰よりも早くスティルワインの生産を始め、その後のオーストラリアワイン産業に大きな影響を与えた人物として知られます。植物生物学の研究者であったカローダスは、ヨーロッパでの研究生活の後オーストラリアに戻り、オーストラリア連邦科学研究機構(CSIRO)のメンバーとなり、メルボルン大学で植物生態学の研究員として活躍しました。 その後、ローズワーシー大学で栽培・醸造を学んだカローダスはヨーロッパで出会ったエレガントで複雑なワインをオーストラリアで造るために冷涼地の栽培スポットを調査し、ヤラ川の南、ワラマイト・ヒルズ麓にその地を見つけます。植物学者としての経験を生かし、ブドウ栽培と醸造を独自の哲学と理論で切り拓いたカローダスは、1973年の初リリース以来、35年間に亘って理想を追い求め、ヤラ・イエリングの名声を不動のものとしました。 サラ・クロウによる再スタート 2008年にカローダスが亡くなった翌年、長年ヤラ・イエリングのワインのファンであり、カローダスの晩年に親交を持っていたケイズラー・ワインズ(バロッサ・ヴァレー)のオーナーに経営権を託し、同社の資本下でヤラ・イエリングは生産を継続しました。カローダスの後、ポール・ブリッジマンがワインメーカーを務めた時期(2009–2013年)を経て2013年、サラ・クロウ女史がワインメーカーに就任。クロウは2000年から12年間ハンター・ヴァレーのブロークンウッドでチーフワインメーカーとして活躍し、2009年には「ハンター・ヴァレー・レジェンド & ワイン・インダストリー・アワード」に輝いた醸造家です。 苗木会社のマネージャーとしてキャリアをスタートしたクロウは、ヤラ・イエリングの畑を理解することから始め、カローダスが確立したヤラ・イエリングのワインのスタイルを大きく変えることなく、クリエイティブなワイン造りを自分の使命として取り組んでいます。サラがワインメーカーに就いて以来、空気圧式圧搾機の使用によりピュアな果実味を引き出し、また白ワインのMLFの割合を減らすことでワインにフレッシュさをもたらすなどの手法が取り入れられてきました。赤ワインにおいても同様にフレッシュさや鮮やかな果実感を残すことを目的に、以前よりも短い樽熟成期間でリリースしています。また2013年からは海外市場向けの瓶詰めにスクリューキャップを採用しています。 2017年には女性で初めてジェームス・ハリデイ「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選出され、今後ますます彼女の手腕に期待が寄せられています。