メドック格付け第1級
メドック格付け第1級 1855年のメドック格付けが決定した際、第一級の座に輝いた、不屈の栄光を誇るシャトー・ラフィット・ロートシルト。 その基礎を築いたのは、1670年から1784年まで所有していた、ボルドーの有力者、アレクサンドル・ド・セギュール氏とその息子ニコラス・アレクサンドル氏。 1868年に、ジェームズ・ロスチャイルド男爵が厳しい競売の末に勝ち抜いて落札して以来、シャトーの栄光はロスチャイルド家によって守られています。 ラフィットを形容するとき「気品」という言葉なくしては語れません。 10年以上の熟成にもなんなく耐えうる熟成ポテンシャルを秘め、長期熟成を遂げたその味わいは、ボルドーの真髄ともいえるエレガンスを体現しています。 テクニカルデータ 非常に雨が多く寒い冬は、畑での作業が大幅に遅れ、開花は過去50年間の平均より3週間も遅れました。 収穫が困難であったにもかかわらず、優秀な選別チームにより秀悦なブドウのみを選果。 忍耐が必要なヴィンテージですが、熟成により荘厳でエレガントな圧倒的存在感を放つラフィットの魅力が発揮されるでしょう。