Ch.ラフィットを彷彿とさせる重厚なボルドースタイル
アレッサンドロ・チェライが,尊敬するジャコモ・タキスが手掛けたサッシカイヤや,パートナーであるシャトー・ラフィット・ロートシルトを彷彿とさせる重厚なボルドー・スタイルを目指して造ったワイン。熟成はシュール・リーの状態で行い,バトナージュは行わない。熟成終了後,無清澄・無濾過で瓶詰め。 カンパナイオとは,昔,礼拝の時間を知らせるために教会の鐘を鳴らしていた人達のこと。教会は報酬として彼らに石の多い貧しい土地を与えていたが,その土地が今の区画であることからカンパナイオと命名されました。ラベルに描かれているのは鐘の建物。 大胆で豪華,そして爆発寸前。ワイン・グラスからクレーム・ド・カシスや真っ黒なプラム・ジャム,甘草,甘いスパイス,新樽,そして皮革が,気分を高揚させ,華やかなワインのなかにほとばしる。強烈であきらかに成熟しているものの,素晴らしいエネルギーとストラクチャーがあり,バランスを保っている。By アントニオ・ガッローニ