発売日:2023年11月22日
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■ヴァレリー・アファナシエフ
■ベートーヴェン:ハンマークラヴィーア・ソナタ
■品番: SICC-19075
■発売日: 2023/11/22アファナシエフによるベートーヴェン解釈の総決算。
■現代クラシック・ピアノ界の鬼才(奇才)、9月に76歳を迎えたヴァレリー・アファナシエフが、ベートーヴェンがその生涯に残した最大のピアノ曲「ハンマークラヴィーア・ソナタ」を録音。音楽上の師エミール・ギレリスが最も得意とし、名録音を残している同ソナタについて、どうしても自分の解釈を残しておきたいと切望し、万全のコンディションで臨みました。
■ベートーヴェンのピアノ曲はアファナシエフの音楽的なルーツであり、これまで18曲の録音を残してきました。しかし第29番「ハンマークラヴィーア」については、過去に演奏会で取り上げたことはなく、今回の録音が初演奏。長年作品を研究してきただけあって、楽譜の隅々にまで行き届いた慧眼は驚くべきもの。演奏時間は全4楽章58分で、アファナシエフの名前を世界に轟かせたシューベルトの最後のソナタ(ECM 1985年録音)を上回る遅さであり、特に22分をかけてじっくりと構築した第3楽章アダージョは吸い込まれるような漆黒の深みを湛えています。
仕様
ハイブリッドデイスク(SACD層は2ch)DSDレコーディング収録内容
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品10658:05
1. I. アレグロ17:33
2. II. スケルツォ:アッサイ・ヴィヴァーチェ3:35
3. III. アダージョ・ソステヌート アッパッショナート・エ・コン・モルト・センティメント22:12
4. IV. ラルゴ——アレグロ・リゾルート14:43
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ/ヤマハ)録音
2023年6月13日〜15日、ドイツ、ヴェルニゲローデ、コンツェルトハウス・リープフラウエンプロデューサー
ゲルハルト・ベッツレコーディング・エンジニア
フィリップ・ネーデル (b-sharp Berlin)ピアノ調律
ゲルト・フィンケンシュタインアーティスト情報
1947年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でギレリスらに師事。1968年バッハ国際、1972年エリザベート王妃国際コンクール優勝。1974年にベルギーへ亡命、以後欧米各地で活動を開始。1983年にギドン・クレーメル初来日して以来、定期的に来日。ピアノ演奏にとどまらず、小説・エッセイを発表する文学者の顔も持つ。 現在はブリュッセル在住。現代屈指のカリスマ的ピアニスト。※仕様・封入特典に関するお問い合わせでの交換・返品は原則として承れませんので予めご了承ください。
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