ルシア バイ ピゾーニ シャルドネ "エステート キュヴェ" サンタ ルチア ハイランズ (正規品) Lucia Chardonnay Estate Cuvee SLH

≪前作は42%がピゾーニ。樹齢40年の古木まで…≫ ○[JD94点/AG93点/WE92点]


ルシア バイ ピゾーニ シャルドネ "エステート キュヴェ" サンタ ルチア ハイランズ  (正規品) Lucia Chardonnay Estate Cuvee SLH

カリフォルニアワインのYANAGIYA

9,878 円 (税抜き)

Pisoni家

最新作 ◎使用するのはピゾーニ家の果実「のみ」。 前作’21年にて鮮烈なデビューを飾った、ピゾーニ家がルシア名義で送り出す最新作、『エステート・キュヴェ』。 こちらは白版で(赤版は→こちら』)、中身は『ピゾーニ』と『ソベラネス』の果実"だけ"を使用。 外部買付フルーツを一切用いない完全エステート・ボトルであり、しかも、このうちピゾーニ・ヴィンヤードのシャルドネが

42%

を占めるとあって、大変な話題となりました。 ピゾーニ・ヴィンヤードのシャルドネをこれだけ使用して万円切りとは今作以外に存在しません。 ◎樹齢40年のオリジナル・ヴァインも!? この度ご案内の最新’22年では、母体の構成比率が現状公開されておらず、割合は不明です。 その代わりと言っては何ですが、新事実が判明しました。 ピゾーニ家は、ピゾーニ、ゲイリーズ、ソベラネスの三つの自社畑を所有しています。もちろん始まりは『ピゾーニ・ヴィンヤード』であり、ゲイリー・ピゾーニが植樹を行ったのは1982年。 界隈のシャルドネの中でも最も樹齢が高い部類で、ゲイリー自ら「オールド・ヴァイン」と呼んでいます。 で、私はてっきりこのエステート・キュヴェには、ピゾーニ・ヴィンヤードの中でも若木の果実しか使用していないのかと思っておりました。 しかしヴィノスのガローニの取材によれば、ゲイリー・ピゾーニが1982年に植樹した、最初のオリジナル・ヴァインも含まれているのだとか! これにはちょっと吃驚しました。 ≪SLH・シャルドネの四方山話。≫ それにしても近年のSLH産シャルドネの躍進には目を見張る勢いがあります。SLHは、周囲のセントラル・コースト他地域と一体何が異なるというのでしょう? ジェブ・ダナックは当地を次のように語っています。「私はいつもパソ・ロブレスからSLHまでドライブすると衝撃を受ける。27度を越える晴天のパソを発つ際にはTシャツだ。しかし、1時間もしないうちに身の締まる風が吹き、16度を下回って、「一体どうなってるんだ!?」と不思議に思う。」 温暖なパソ・ロブレスに対し、サンタ・ルシア山系の山岳斜面にあるSLHは、眼下にある谷(サリナス・ヴァレー)が、北に位置するモントレー湾から流れ込む冷たい風(上図の青矢印)の通り道となるため、冷涼な気候を持ちます。 一方SLHはまた山の東側斜面にあるため、畑はほぼ全てが東向き。それは日中の穏やかで十分な日照の享受を意味します。更にはここが嘗て海底であり、その隆起により形成された土壌であることから豊富なミネラル、栄養分をも抱えます。 冷涼な海風、豊かな日照、個性的な土壌、この三つの要素の絡み合いが、SLHを他とは異なる特別な栽培地域にしているのです。
※ '11年よりラベル・デザインが新しくなりました。 ←画像1・2が現行年、3・4が旧デザインです。 クラシックなブルゴーニュ的手法をなぞり、厳しい選果を経て全房プレス。天然酵母を使用して発酵。手作業によるパンチ・ダウン。フレンチ・オークによる熟成。 エントリー版とは言え、優しく圧搾したジュースを用い、辿られるメイキングの過程は、シングルヴィンヤードのそれと同等。しかもそれがピゾーニとソベラネスで構成されているのですから、他所のトップ・キュヴェにも匹敵するクオリティです。 ◎2022年ヴィンテージ ジェフ・ピゾーニ曰く、’22年は雨が少なく乾燥したため、「香り高く、凝縮感のある」ヴィンテージとなったそうです。 9月に熱波が来ることは確実だったそうで、その直前に収穫すべく、9月に入ると毎晩ぶどう園を歩き回り、区画ごとに最適なタイミングを計ったのだとか。 エントリー版とはいえ完全エステート・ボトル。生産量も≪446ケース≫のみ。 こだわり、品質、生産量、どこを見ても、やはり今作には「AVA版」よりも「エステート・キュヴェ」の名がよく似合います。 フォーカス定まった、集約した果実の味わい。春の花や濡れ石が織り交ざった、青リンゴ、メイヤー・レモンなどの風味あるアロマ。爽やかさ酸と印象的な純度が継ぎ目無く口内に広がります。 樽は最低限で食事との相性も良く、長い余韻はワイン単体でも幸せに浸れます。 当初、ピゾーニ系シャルドネはその存在に驚かされたものでしたが、クオリティーの進化とともに、最近では美味しさへの感嘆がそれを上回るようになってきました。 個人的には、ひょっとしたらこの悦びは、同母体のピノにも勝るかも…と感じます。 造りを重ねる毎に完成度の上積みが見られるワインは、後に「大作」に化けることも多い中、この希少性とクオリティでいまだ当価格に収まってくれていることは、シャルドネ飲みにとっての幸せ成。
●シャルドネの精華。出色の出来。
■156本完売! 12本追加いたしました。
■ジェブ・ダナック94ポイント
■ヴィノス93ポイント
■ワインエンシュージアスト誌92ポイント

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