≪2022年度JS年間TOP100入り「そのもの」≫ ●[RP100点/JS100点/TWI100点]
11年ぶりの
RP100点!! ◎楽天最安値に挑戦
トリプル戴冠100点×3。 ソノマに史上初のRP100点
をもたらし、2024年月現在、実に13本もの満点ボトルを擁するソノマ史上最高のワイナリー、『ヴェリテ』。 そんなヴェリテに、国内最新’19年が到着いたしました。そして…■今年はヴェリテ三部作の中で、ル・デジールが
RP100点
を獲得!更に、サックリング、リサ・ブラウンからもパーフェクトを受賞し、トリプル戴冠を達成しました! 実はデジールのパーフェクトは久々。アドヴォケイト上の最後の満点デジールは’08年。つまり"11年ぶりのRP100点
奪取"となります。 またメジャー誌「トリプル・パーフェクト達成」とは、ヴェリテ三部作の長い歴史としても、’05年の『ラ・ジョワ』以来史上2本め、14年ぶりの快挙となります。 ▼ヴェリテ・ワインズ(Verite Wines) フランスはガスコーニュで家族が運営するエステート、ここがピエール・セランの学び舎でした。実家でカベルネとメルローを、後に籍を置いたロワールの「Chateau de Targe」でフランを学んだ彼は、その後20年をボルドーの複数シャトーで費やし、「グラン・クリュの、更に特別な区画の、特別な果実から生まれる最上のワイン」に興味をそそられ、この"ミクロ・クリュ"とも言うべき独特のアプローチが、後の彼のメーキング・スタイルの礎となりました。 1990年中盤、ピエールはカリフォルニアに渡り、後にヴェリテと呼ばれるニュー・ヴェンチャーを立ち上げ、’98年にて正式なファースト・リリースを迎えます。その処女作からアドヴォケイト誌での絶賛に遭い、彼自身も「米国で最も見事なボルドーブレンドを生むプロデューサーの一人」と評され、2002年の暮れにはジョン・コングスガードやポール・ホッブス、ボブ・フォーリーらとともに、ロバート・パーカーによりワイン・パーソナリティー・オブ・ザ・イヤー
に選出。今やソノマとKJ帝国の双方を代表する重鎮として、最も注目すべき醸造家の一人に挙げられます。 2010年2月、’07年のラ・ジョワにてソノマ史上初のRP100点
を達成。2020年現在でその獲得回数を15度にまで増やし、パーカーをして「現代の伝説」とまで言わしめています。 ヴェリテでは彼がフランスにて培った醸造技術を、ソノマのマウンテン・テロワールで巧みに表現した三作品が造られます。■ラ・ジョワ…
英:joy
カベルネ主体/ポーイヤック系■ラ・ミュゼ…
英:inspiration
メルロー主体/ポムロール系■ル・デジール…
英:Desire
フラン主体/サンテミリオン系 ◎ル・デジール(Le Desir) パーカーをして「もしも強化版オーゾンヌのようなワインが飲みたいなら、これ」と言わしめる、ヴェリテ三部作のサンテミリオン版、フラン主体のデジール。 果実はチョーク・ヒル、アレキサンダー・ヴァレーとソノマの複数小地区からの果実をブレンドしているため、ラベル表記はソノマ・カウンティとなります。 ピエール・セランはチョーク・ヒルの果実はトリュフのようなキャラが出る…と述べ、アレキサンダー・ヴァレー産フルーツが持つミネラル感、ストラクチャー、タンニン、凝縮感との相性の良さを説いています。 三部作の中でも最も美しき芳香を持つとされ、英デキャンター誌では嗅いだだけでデジールと区別ができる…とまで。 ’19年は、カベルネ・フラン83%、メルロー8%、マルベック5%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%のブレンド。新樽比率95%のフレンチ・オークで16ヶ月の熟成。 ◎Wine Advocate(2023.9)よりRP100点
「The 2019 Le Désir is just as stunning as the first time I tasted it from bottle. It's pure and layered, with alluring scents of Morello cherries, dried mushrooms, cigars, sage and aniseed wafting from the glass. The palate strikes a fine balance of concentrated fruit, loads of powdery tannins, and energetic bursts of fresh acidity. It has a deep core of concentrated, perfumed fruit with the first faint touches of umami character and a long finish driven by floral and iron tones. I can't get enough of this wine!」(Erin Brooks) ◎James Suckling(2023.8)よりJS100点
「Sublime cabernet franc aromas of currants, flowers and citrus. Full-bodied with incredible purity of fruit and length. You don’t feel the tannins, but they are there. The acidity gives you dynamic reality and perfect length. A truly great wine. 83% cabernet franc, 8% merlot, 5% malbec, and 4% cabernet sauvignon. Best from 2026.」 ◎Lisa Perrotti-Brown(2022.6)よりTWI100点
「The 2019 Le Desir is a blend of 83% Cabernet Franc, 8% Merlot, 5% Malbec, and 4% Cabernet Sauvignon. Deep garnet-purple in color, it skyrockets from the glass with notes of Morello cherries, black raspberries, and wild blueberries, plus hints of lavender, wild sage, crushed rocks, and pencil shavings, with a touch of red roses. Medium-bodied, the palate is ethereal, so amazingly elegant yet remarkably intense, delivering super fine-grained tannins and beautiful freshness, leading to a long and fragrant finish for this gorgeous wine.」 口に含むと噛みごたえのある熟した果実味があり、最初からグリップ感と肉感がありますが、甘草のスパイスも感じられ、ピンクのバラ、チェリー、ブラックカラント、シナモンなどの風味が続きます。 タンニンは細かくシルキー。ドライかつチョーキー。きめ細やかでしっかりした酸味。向こう20年は熟成するでしょう。 ロバート・パーカーが「米国で最も見事なボルドーブレンドを生むプロデューサーの一人」と評する、ソノマを担う最重要人物…ピエール・セイヤンの三部作は、後世に語り継がれるワインとなりました。 ソノマ産のボルドー系品種は、同じ価格帯のナパ産に比べて華やかさやインパクトという点では劣る…とされるケースが多いものですが、ことヴェリテに関しては"例外"と見るべきでしょう。●歴史的大作となった’19年のデジール。ご注目下さい。
■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント
■ジェームス・サックリング100ポイント
■リサ・ブラウン100ポイント