≪外部シングル・ピゾーニの最高峰。究極タッグ！≫ ●[JD96点]
24,750 円 （税抜き）
Paul Lato
ピゾーニ ◎本来は日本向け割り当てゼロ。外部ピゾーニ単一畑の最高峰。 セントラル・コーストの花形、Paul LatoがPisoniと交わる垂涎ピノ、『ランスロット』。 ランスロットとの別称は、アーサー王伝説に登場する"円卓の騎士"に由来するもの。Pisoniの葡萄を分けてもらえる限られたワイナリーたちを、この円卓の騎士に重ねているのかもしれません。 外部生産者が手掛けるピゾーニ単一畑ピノ・ノワールの中でも、『ロアー』と並ぶ最高峰とされ、日本デビューとなった’09年には本国でも＄249の値が付いたことも。 この度のご案内は、最新’22年となります。 輸入ゼロに終わった’18年を経て、’19年をご紹介した際、「’20年は山火事により生産なし。’21年はその影響から現地の需要増が予想され、果たして日本にやって来るか…」と書きましたが、案の定、現地販売のみで完売。 本来は’18年、’20年に続き、’21年も入荷ゼロ…で2024年の入荷分はナシで終わるはずだったのですが、正規インポーターの説得により、当時現地でも未発売であったこの’22年を、先出しの形で送ってくれたのだそうです…両者に、感謝。 ◎ランスロット（Lancelot by Pisoni） ピゾーニ産果実100％。完全除梗。新樽比率65％前後のフレンチ・オークにて熟成。 そんなランスロットの中身を見れば、ゲイリー・ピゾーニが如何にポール・ラトの腕を「かっているか」が判ります。 通常、ピゾーニが外部生産者に果実を販売する際に出荷されるのは、『ビッグ・ブロック』と呼ばれる最も大きな区画の一つから。 しかしポール・ラトが配布を許されているピゾーニ果実の区画は、『オールド・ブロック』と呼ばれる、ゲイリー・ピゾーニが最初に葡萄を植えた、樹齢の高く、面積の狭い、より貴重な果実が植わるセクションからのもの。 この畑ができた1982年当時、サンタ・ルシア・ハイランズにはまだ葡萄畑など殆どありませんでした。そこでゲイリー・ピゾーニは「周囲に葡萄畑がないのだからフィロキセラが移るはずがない」との持論を展開し、自根で植えたと言います。 現在もそのピノ・ノワールとシャルドネが生きており、それこそがかの「噂」のスーツケース・クローンであるはずです。 ポール・ラトーはセントラル・コーストでも異端の存在ですが、そんな中でもピゾーニはやはり特別です。 ◎Jeb Dunnuck（2024.8）よりJD96点
「All destemmed and brought up in 65% new barrels, the 2022 Pinot Noir Lancelot Pisoni Vineyard is more closed and reserved yet blossoms with air, revealing high-quality red and blackberry-like fruits, some earthy mineral and floral notes, medium-bodied richness, a pure, focused mouthfeel, ripe tannins, and a great finish. This beauty has a terrific sense of elegance, as well as minerality, and it will evolve beautifully over the coming decade. It's an incredibly refined, elegant, seamless expression of this site.」 シングル・ピゾーニの中でも香り高きスタイルと言われ、ソフトでフルーティな親しみやすい美味しさが魅力です。 ピゾーニの「美」の面を表現したデリケート・スタイルで、他生産者たちが手掛けるピゾーニに比べ、濃度は抑えめのミディアム・フル。ミネラルや口当たり、ピュアさ、余韻の美しさなどを重視しています。 ランスロットをヴォーヌ・ロマネのグランクリュに例えたパーカーに対し、ガローニはポマールの銘譲ワインに例えて賞賛したことも。 そして後釜のJeb Dunnuck、Erin BrooksともRP96点を付与。WA誌歴代四人のレビュワーが、揃ってベスト・ピゾーニとして推挙した唯一の作品です。●栽培家、醸造家、セントラル・コーストの各々の頂点が交わる場所。
■ジェブ・ダナック96ポイント