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TOP100の
実力派 ▼ カリフォルニア白の年間#1! 米五大ワイン・メディアの一つ、ワイン・エンシュージアスト誌では毎年通常版TOPに加え、「コスパに優れたリーズナブルな安旨版(Top100 Best Buys)」、「コレクタブルな長期熟成版(Top100 Cellar Selections)」の三種の年間TOP100を発表しています。 2018年10月に発表された安旨版TOP100にて、世界第7位…カリフォルニア産の白ワインとしては堂々No.1に選出されたワインがスリー・シーヴス。ヴィンテージは’16年でした。 ◎3人の盗賊が送る「美味けりゃ勝ち!」のカジュアルワイン。 さてさて、そんなスリー・シーヴスですが、新発売とはいえ、全くの無縁ワイナリー…というわけでもありません。 というのもこの造り手、その名の通り、三人の人物によるジョイント・ヴェンチャーなのですが、そのうちの二人は既に過去触れた人物。一人が説明不要のジョエル・ゴット。そしてもう一人がチャールズ・ビーラー。Kヴィントナーズのチャールズ・スミスが手がける 『チャールズ&チャールズ』 の、もう一方のチャールズこそが彼です。 もし皆様が「ジョエル・ゴットが、チャールズ&チャールズが千円台だったらなぁ…」と一度でも思った事があるならば、ぜひこのワインをお試しあれ。※ '16年よりラベル・デザインが新しくなりました。 ←上段が只今お届け中の新版、中・下段が旧デザインです。 スリーシーヴスは近年ラベルが変わりました(右画像が旧ラベル)。 実は旧ラベル時代に三種とも試飲したのですが、正直、このシャルドネは新ラベル版になって(=’16年になって)格段に上質になっています。逆に、ピノは旧ラベルの時のほうが好きだったのですが、モタモタしてたら売り切れちゃいました(涙 旧ラベル版ピノをどこかで見かけたら、入手をおすすめ致します。 ▼スリー・シーヴス (Three Thieves) 三人の盗賊が世に送り出す、「美味けりゃ勝ち!」のカジュアル・ワイン、『スリー・シーヴス』。三人の賊とは、ナパやSFで大行列の人気ハンバーガー・ショップ「Gott's Roadside」を経営し、日本でも多くの愛好家達に愛されている 『ジョエル・ゴット・ワイナリー』 のジョエル・ゴット、南仏プロヴァンスでのワイン造りを経て、アメリカではワシントン州のチャールズ・スミスとのジョイント 『チャールズ&チャールズ』 で一世を風靡したチャールズ・ビーラー、そして11歳で起業し、様々なビジネスを手がけたのち1999年よりワイン造りに転身したロジャー・スコメーニャのこと。 彼らはワイン造りや栽培の豊富なノウハウを持つ一方、ワイン一筋の生粋醸造家…ともまた異なる、様々なビジネスに携わった「ひと味違う三人」でもあります。 自らをワインメーカーではなく、「ハスラー」「マスター」「ドリーマー」と呼び、余計なしがらみや拘りを持たず、スリー・シーヴスでは「美味しければ良いじゃない」…と、畑やエリアに執着することなく、財宝を追い求める盗賊さながら、ただひたすら良いブドウとコストパフォーマンスだけを追求しています。 本国でも大成功を収め、複数品種、複数名義で展開しているスリー・シーヴスですが、日本に正規輸入されているのはスリー・シーヴス名義の三つの品種。中でも’16年のイチオシがこのシャルドネでした。 混ぜ物ナシの100%シャルドネで、ロダイ、コースタル・リージョンなどの果実を使用。発酵はフレンチ・オークとアメリカン・オークを併用。部分マロラクティック。モットーは「リッチなシャルドネをクリーンに造る」だそうですが、まさに、もうまさにその通り…有限実行の造りです。 ◎ヴィンテージが2022年になりました。
2024.7更新
(※未試飲につき、以下に前作コメントを残します。) ’15年や’17年はカリ・シャルらしいトロピカルな、悪く言えばもったりした感触がありましたが、この’18年は’16年に近い印象。 具体的には樽の香味が抑えられ、果実の完熟感を避けた、クリーンで爽やかさな仕上がりとなっています。 果実はトロピカル系よりも、レモンやシトラスなどのしっかりした柑橘系で、キレある酸味が全体をリード、もちろん黄桃やマンゴーあるいはブリオッシュやオークバニラの味わいもありますが、あくまで控えめで、(甘みを)支配下においています。 和食や鍋物にも合わせられる、軽快かつ清麗な造り。あとは好みかとは思いますが、’16、’17、’18年と、この三年間は「この価格としてはとびきり優秀」と申し上げましょう。 余談ですが、WE誌でのTOP100入りのみならず、本年(2018年)度のサン・フランシスコ・クロニクル・ワインコンペでも銀→金→ダブル・ゴールド→これらの更に上、部門ごとに1本しか選ばれない
Best of Class
も受賞しています。 オールシーズン楽しめるうえ、和食から白身の肉までテーブル上での汎用性もかなり高く、定価でもおっきな○を、この価格ならば花丸を上げたくなる完成度です。でも、、、●ちょっと心配しちゃいます…だってこの価格でこれだけ美味しいと、本家ジョエル・ゴットやチャールズ&チャールズのシャルドネの売れ行き、大丈夫なのかなぁ…って。
■348本完売! 24本追加いたしました。