≪年間#1 Platter's Noble Late Harvest of the Year 2023≫ ◇[PG96点/TA96点/RP95点]
年間1位
最優秀賞! ◎一度やってみたいものです…ソーテルヌ軍団に紛れ込ませてのブラインド試飲。南アの貴腐は、ここまで来た…。 南アの…いえ、世界のデザート・ワイン界に一石を投じた…としても過言ではない、『ポール・クルバー』の貴腐に最新’21年が到着致しました。そして…Platter's Wine of the Year受賞!
※この最新’21年は、2022年11月に発刊されたプラッターズ最新2023年版にて、見事最高評価の
★★★★★
(96点)を受賞!更に五ツ星の中から部門ごとに1本のみが選出されるNoble Late Harvest Wine of the Year
に輝きました! プラッターズでの五ツ星受賞率は毎年1~2%程度。トップ・ワイナリーの、トップ・キュヴェの、しかも当たり年ばかり。 加えて生産されるワインの全てが掲載されるわけではないため、実際には南アで造られるワインのほとんどが一度も五ツ星を獲得したことがありません。 五つ星受賞だけでも凄いことなのですが、更にそこから部門最優秀ワインに選ばれるのは1本だけ。まさにカテゴリー内最高のワイン、というわけ。 今作においては、南ア系のみならず、アドヴォケイト、ヴィノス、デキャンター、ジャンシス・ロビンソン、そして世界最大規模の国際ワイン品評会、IWC(上記画像)ら、世界のワインを対象とした媒体・品評会でも揃って絶賛されています。 それがいまだこの価格…まさにデザート界の革命児です。 (’14年には、DWWAにて受賞率1%にも満たないプラチナ
を受賞し、文字通り世界の甘口ワインの頂点に立ちました。以下が当時の記事です。)■ その金は、重みが違う
Decanter World Wine Award
「金賞受賞」。 …今やさほど珍しくなくなったその響き。1つの国だけでもワイン・コンクールは各地で、そして毎月のように開催されています。それが世界中でそうなのですから、金賞ワインが巷に溢れるのも当然です。 しかしながら一概に「金賞」と言っても、その価値は大会の質によりピンキリ。一つの目安としては、「出品されたワインの何割が受賞するのか」…それを知るだけでも随分と違います。一般的には10%程度でしょうか。しかし中には全体の20%以上が金賞を受賞する大会もあります。 そんな中、金賞受賞率 "1〜2%台" という、他を圧倒する難関ワインアワードが存在します。それがイギリス最大手の専門誌、デキャンター誌によるDecanter World Wine Award
(以下DWWA)です。 チェアマンは、カリフォルニア愛好家の皆様であればよくご存知のスティーヴン・スパリエ(2021年3月他界)…そう、1976年の「伝説のパリテイスティング」の主催者。彼を筆頭に、その他審査員もほとんどが10年以上のキャリアを持つベテランばかりで、評価は大変辛らつなものとして知られ、それは金賞受賞率の低さを見るだけでも明らかです。 例えば2016年の結果は出品数16,023本に対して金賞は僅か約378本。もしこれが受賞率15%の大会なら同出品本数で2,400本が金になる計算ですから、その差は歴然です。 出品ワインの「質」も群を抜いています。一般的なコンクールに集まるワインは、デイリー、あるいは無名ワインに偏りがちになります。造る側からすれば当然で、人気生産者の高額ワインなどにしてみれば、巷に溢れる金賞の受賞など不要。大勢には影響しませんし、むしろそれで銅賞や賞ナシで終わるリスクのほうが高くついてしまいます。それよりも無名品や低価格品などで金賞を獲得したほうが遥かにインパクトがありますよね。 しかしDWWAの場合は、大会結果が(それだけで1冊の本として出版されるくらいですので)ヨーロッパ・マーケットにかなり大きな影響を及ぼすため、各国の真の実力者達が市場拡大を狙って集結します。カリフォルニアでいえば、モンダヴィやスタッグス・リープ、グロリア・フェラーにホワイトホール・レーン、フロッグ・スリープらといった(地方大会には見向きもしない)ナパやソノマの大御所達も登場し、しかも$50を越えるような中〜高級ワインで勝負をかけてきます。 DWWAでの金賞は、大変価値ある受賞なのです。※因みにデキャンター誌では2015年より紙面での採点方式を従来の20点法から100点法に表記変更しましたが、DWWAにおいてもより世界基準に近づけ、これまで判り辛かった
銅 → 銀 → 金 → リージョナル・トロフィ → インターナショナル・トロフィ
というアワード廃止し、2016年大会から銅 → 銀 → 金 → プラチナ
(更にプラチナの中から大会最優秀ワインとしてベスト・イン・ショウを選出)という新たな格付けを設けました。 ▼ 南アの貴腐は、ここまで来た。 生産の確約は無く、リリースの可否は自然に任されます。貴腐菌が付くかどうかはその年の気候や状況次第。例えば直近では’18年も、’19年も造ることができませんでした。 リースリング100%から成るポール・クルバーの貴腐ワインは、自社畑の12ヘクタールにも満たない一部の区画の、更に一部の貴腐菌の付いた状態の良い葡萄のみを使用して造られた極めてプレミアムな作品。 南アとしては最古級、1987年植樹のものを含むリースリングの貴腐葡萄を、三日間かけて畑のその場で選別。上質な房だけをワイナリーに運び込み、セラーで二度目のソートを行います。 スキンコンタクトの後、プレス。ジュースは5度に冷やして二日置き、発酵は10週間かけて行いました。度数10.0%、残糖177.4g/l。前作が146.5g/lでしたから、相当上がっています。 ◎Tim Atkin South Africa Report 2022よりTA96点
「One of a very small number of world class South African sweet wines, this is a wonderfully, fresh, clean, intense, botrytis-affected Riesling. Racy, bright and well-balanced, with lime and passion fruit flavours, good extract and smoothly integrated 177 grams of residual sugar.」 口に含む前から飲み手を魅了する、アプリコットやパイナップル、カルダモン、オレンジの花などのフレグランス。ソフトな口当たりに、凝縮感ある詰まった甘み。 しかしなんといってもこのワインの素晴らしい点は、その美しさ。ピンと筋の通った酸と、クリーンなフィニッシュが、このワインを甘いだけのデザートとは一線を画す存在に押し上げています。 毎年できるものではなく、生産されても僅かに≪900ケース≫という少なさ、そしてこのクオリティ。それでいてこの価格というのは、もはや摩訶不思議レベル。一度は体験頂いて損の無い、南アを代表する貴腐ワインです。●これで4,000円台となると、もはや高級貴腐の必要性って…
■プラッターズ・ガイド96ポイント
#1 NLH of the Year
■ティム・アトキン96ポイント
Sweet Wines of the Year
■パーカー監修アドヴォケイト誌95ポイント
■サクラ・アワード
Gold Medal
■180本完売! 24本追加いたしました。
■375mlです。