≪極希少バック・ヴィンテージ≫ ●[RP98点/JD98点]
ワ州
二大巨頭 △ 有難う御座います。お陰様で楽天ワイン・ランキング三冠達成!(※米国総合/ワ州総合/米国シラー 各部門一位:2018年6月29日(金)更新分) ◎ワシントン初の
WE100点
に輝いたパーフェクト・モンスター 今からおよそ10年前、既に一部マニアの間では噂の存在となっていた『K』および『チャールズ・スミス』を、一躍世に広く知らしめた、控えめに言って「ワ州最上のシラーのひとつ」…ロイヤル・シティ。 かつてはとにかく超濃縮で、ハードリカーさながらの「嘗めるように嗜む」心持ちがちょうど良い圧倒的破壊力を持つシラーでした。しかし現在では度数も13%台で抑えられ、ビッグながらもカウンターとなる上質で豊富な酸を有し、エレガンスも貪欲に取り入れ出しています。 魅了されてしまったのはミラーのみならず。WE誌のテイスター、Paul Greguttも「四度試飲したが、いずれも全く同意見…完璧だ。」と述べ、WE誌としてはワシントン初、世界的にもシラー初のパーフェクト・ワインに選ばれました。 今では考えられないことですが、実はこの100点獲得以前から楽天内でK・ヴィントナーズのキュヴェの取り扱いをしていたのは弊社とショップKさんの二店舗のみ。そのため、当時初のパーフェクトを獲得した’06年も、全60本の仕入れ・販売を行わせて頂いたものでした。 ところがこのWE100点を堺に翌年’07年から完全割り当て制になってしまい、配布は60本から一挙一桁へ(涙)。人気者が辿る定めですね。アドヴォケイト誌ではあとはもうパーフェクト達成を残すのみ…となっております。 ▼ ストーンリッジ・ヴィンヤード(Stoneridge Vineyard) 母体となる畑は、AVAワルーク・スロープの北東、サドル・マウンテンズの北にあるロイヤル・シティ(町)近くに位置する 『ストーンリッジ・ヴィンヤード』。 コロンビア・リヴァー付近の沖積扇状地に在り、表土の下1.8〜3.7mの深さに、葡萄樹が根を張るのに苦闘するカルシウムと鉄分の豊かなカリーチ(炭酸カルシウムの堆積岩)と玄武岩の層があります。更にマラガ、シルト、ロームなど6種に及ぶ非常に岩の多い土壌からStoneridgeと名づけられ、相応の複雑な個性を造り上げています。 風の強い場所で樹勢は自然にコントロールされ、その平均収量は1エーカーあたりなんと2トンを切るとか。葡萄の果皮は厚く、ほとんど黒に近い色。力強いけれどもタンニンはしなやかで、長熟かつ壮大なワインが生まれます。 ここから造られるワインには、『ハート/スカル/オールド・ボーンズ』の三部作を筆頭に、デビュー二年目でRP95点
を飾ったKの意欲的マルベックの『ブロンコ』、テンプラニーリョの『エル・エフェ』、そして単一畑の『ストーンリッジ』 に『キング・コール』といったカベルネらがあります。 ◎ロイヤル・シティ(Royal City) ストーンリッジの畑は6種の土壌からなりますが、中でも最も岩石質である南端セクションからの果実を使用。ここから収穫される果実は吹きさらしの強風に自己防衛すべく果皮が厚くなり、平均収量の時点で極めて低いストーンリッジの中でも、更に1.2トン(!)という究極の低収量となっています。 100%全房プレスし、天然酵母で醗酵。スキン・コンタクトは44日間。新樽比率100%のフレンチ・オークのパンチョンで26ヶ月間シュール・リーで熟成。「このワインが部屋に入ってきて「俺がRoyalCityだ!」と告げる。最初から素晴らしく複雑な香り、ブラック・オリーブ、塩漬け肉、樟脳、森床を間違いなく感じ、口中にいつまでも広がっていく。余韻が長く魅惑的、これがRoyal Cityだ。」とはチャールズ・スミス。 ◎Wine Advocate(2019.12)よりRP98点
「One hundred percent whole cluster, the 2015 Syrah Royal City bulldozes with elegance and power that is rarely seen in top bottlings. The nose is generous with good depth and breadth of lush black fruit compote, cinnamon spice and a velvety roundness that continues with layers upon layers. Full-bodied on the palate, the wine has a seriousness that can not be denied, yet it still has a velvety richness with lifting tannins and acidity on the mid-palate. With longevity that goes on for days, this is an extraordinary wine that is silky and massive.」(Anthony Mueller) ◎Jeb DunncukよりJD98点
「Another magical Syrah is the 2015 Syrah Royal City. It shows a more finesse-driven (I wrote Burgundian in my notes), ethereal style as well as a beautiful perfume of kirsch and black cherry liqueur intermixed with notes of crushed flowers, ground herbs, pepper, and dried earth. Full-bodied, seamless, and ultra-fine on the palate, it has no hard edges and flawless balance, all making for an incredibly thrilling Syrah that’s already a joy to drink.」 近年ではより岩質の土壌、海の影響からのミネラル感など、土地や気候のキャラクターもでているようで、ますます個性に磨きがかかってきた印象。単なる濃い「だけ」のシラーとはやはり一線を画す存在となっています。●それにしても手に入らなくなりました…’06年に60本も頂けた事が嘘のようです。
■希少バック・ヴィンテージ!
■パーカー監修アドヴォケイト誌98ポイント
■ジェブ・ダナック98ポイント
■ジェームス・サックリング97ポイント