リチャード カーショウ シャルドネ "クローナル セレクション" エルギン (正規品) Richard Kershaw Chardonnay Clonal Selection

≪プラッターズ・ガイド★★★★★≫ ○[PG95点/TA94点]


リチャード カーショウ シャルドネ "クローナル セレクション" エルギン  (正規品) Richard Kershaw Chardonnay Clonal Selection

カリフォルニアワインのYANAGIYA

7,920 円 (税抜き)

南アvs世界代表

優勝銘柄 ◎一人のマスター・オブ・ワインが、南アの歴史を変える… 世界31ヶ国に416名ほどしか有資格者が存在しない(2021年現在)、ワイン業界最高峰の最難関資格、マスター・オブ・ワイン。 中でも、自らワイナリー運営とワイン造りを行っているのは十人に一人…と言われています。そのうちの一人が、リチャード・カーショウ(右画像)。 彼の造るシャルドネは、’11年がファースト・ヴィンテージとデビュー間もないにもかかわらず、二作目の’12年で、いきなり受賞率約1%台という最高の栄誉(>>詳細)プラッターズ・ガイド最高評価


★★★★★

を受賞。 同年、英デキャンター誌が選ぶ

ブルゴーニュ外の世界最高のシャルドネ12本

にまで選出されました(冒頭画像上段の一番左側)。 突如現れたこの大型新人に、業界は騒然。リチャードが英国生まれの英国人であったこともあり、特にイギリスで大旋風を巻き起こしました。 日本へは英国を介したスポット輸入こそあったものの、正規蔵出しとしては’14年が初上陸。その’14年は、2016年に開催された「南ア代表vs世界代表シャルドネ」のブラインド・コンテストにて見事"優勝"を果たしました(以下詳細)。 ▼James Pietersen SA vs Rest of World Chardonnay tasting 2016年3月、南ア業界の重鎮、ジェームス・ピーターセン(南ア最大規模のワイン商、「Wine Cellar」の南ア・マネージャー/プラッターズ・ガイドのテイスター/南ア最有力Webメディア、「ワインマグ」常任メンバー)主催により開かれたこのテイスティング・イベントは、南アで高く評価される21本のシャルドネと、世界を代表する14シャルドネ、計35本を13名のテイスターがブラインドで試飲し、その優劣を順位付きで発表したもの。 南ア側の代表には、クリスタルムやニュートン・ジョンソン、ジョーダン、ハミルトン・ラッセル、ポール・クルバー、アタラクシア、クリエイション、シャモニックスといった、まさに南ア・オールスターズといった様相。 対して世界代表側は、米国からはフロッグ・スリープ、NZからはクメウ・リヴァー、アルゼンチンからはカテナ、スペインからはトーレス、チリからはメイカス(デキャンター誌で95点を獲得し、「南米大陸で最も素晴らしい10本のシャルドネ」に選出。更に特集内No.1に選ばれるなど近年話題の造り手)、そしてフランスからはドルーアン、アンリ・ビリオ、ジャン・フィリップ・フェシエ、ビヨー・シモン、ポール・ピヨなど、巨匠からライジングスターまでこちらも一級品揃い。なお、世界代表側のシャルドネは、全てティム・アトキンMWがチョイスしました。 これら競合ひしめく中でのブラインド試飲の結果、13名のテイスターが35本中の大会1位…

優勝作品

に選んだシャルドネこそが、この『リチャード・カーショウ』でした(’14)。なお、このイベント詳細はティム・アトキン公式サイトより、どなたでもご覧頂けます。 「ブル外世界最高のシャルドネ12本選出」(デキャンター) 「95点→96→95ポイント」(ティム・アトキン) 「二年連続ワインズ・オブ・ザ・イヤー」(ティム・アトキン) 「二年連続最高評価
★★★★★」(プラッターズ・ガイド) 「二年連続WA大台突破(90点以下皆無)」(アドヴォケイト) 「南ア代表選抜vs世界代表シャルドネ対決優勝」 …この間、わずか三年。まさにモンスター・シャルドネです…。 ▼リチャード・カーショウ(Richard Kershaw) ティム・アトキン2022年版格付け第一級(これにて二年連続)。オーナーはイギリス生まれ、イギリス育ちのリチャード・カーショウ。ワインの道に進むまではシェフとして成功していた彼は、長い旅の果てに1999年に南アフリカに到達し、ワインの専門家である称号、「マスター・オブ・ワイン」を取得。2012年にワイナリーを設立し、ファースト・ヴィンテージは’11年。「MWが自ら造る中でももっとも注目される造り手の一つ」として知られます。 所在は南アフリカで最も冷涼な産地として知られるエルギン地区。そう、あの南ア・シャルドネの究極、『ポール・クルバー・セヴン・フラッグス』(右画像)と同産駒。ウォーカー・ベイとエルギンは、今後も南ア・シャルドネを探す上で最重要のエリアと言えましょう。リチャード・カーショウでは選び抜かれたクローンを細かく土壌に合わせ区画分けした畑で栽培し、早朝に手摘みにて収穫。標高が高く、海に隣接し、霧の影響を受けることから寒暖差が大きく生まれるというエルギンのテロワールを最大限に引き出されたワインこそが、カーショウ・ワインの醍醐味です。 日本正規上陸6年目となるこの度ご案内の’19年も、早々と

PG95点/TA94点

を確定させています。 ▼クローナル・セレクション(Clonal Selection) 名称にもある選ばれたクローンとはディジョン・クローンのCY96、CY95、CY76。冷涼なエルギンの厳選した五つの小区画からのシャルドネをブレンドしています。 葡萄は早朝に手で収穫し、底の浅いトレイに入れられすぐプレス機に移動。全房のまま優しくプレスし、1トン当たり600リットルのみの果汁を採取。ジュースは重力に沿って安定期間を置かずにすぐ木樽に移されます。 野生酵母だけでの発酵がスタート。マロラクティック発酵の前で止められます。 新樽比率42%のブルゴーニュ産オークで7ヶ月の熟成。従来は一部ステンレス・タンクを使用していましたが、現在では木樽のみとのこと。ボトリング後はロット・ナンバーが振られています(裏ラベルに記載/左画像)。 緑も混じりつつの濃い黄金色。高級感溢れるオーク・ヴァニラに包まれたブリオッシュやマロン、ハニーそしてカシューナッツ。黄桃や焼き菓子など、濃いめの味わいがたっぷりしたヴォリュームを伴って舌の上にどさりと乗る迫力ある旨味。 こうしたクリーミーな果実味は冷涼地域どころか南国系を思わせますが、しかしその中に確かにしっかりした(でも柔らかな)酸味やミネラル感があり、そして果実味にも黄系だけでなく、レモンなどの柑橘、青リンゴ、マスカットなどの緑系フルーツも溶け込んでいて、それらが特に後半からの清涼感を演出し、飽きの迎え入れを拒否しています。 ここらがシャルドネ上級者の方にきっちりクール・クライメットの印象を感じさせ、また「造りが上手いな」と思わせる所以なのかもしれません。どなたにでも愛される…というより、玄人向きと言えましょう。 やや甘みと樽の強さはあるものの、果実の純粋さが芯にあるため、過熱感は感じません(それでも…という場合には、抜栓翌日になりますとそれらが穏やかに抜け、しっとりした落ち着きが出ます)。 フィニッシュにあるピールのホロ苦味が演出するクリーンな印象も良いです。ゴージャスさ、上品さ、純粋さ、冷温感が一体となった実に素敵なシャルドネです。
●ポール・クルバーと並ぶエルギン二大シャルドネの一角!
■108本完売! 24本追加いたしました。
■プラッターズ・ガイド95ポイント


★★★★★


■ティム・アトキン94ポイント

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