≪プラッターズ・ガイド★★★★★≫ ○[WM96点/PG95点/GS95点/TA94点/AG93点/JS93点]
■ワインマグ(Winemag.co.za)96ポイント
■プラッターズ・ガイド95ポイント
★★★★★
■グレッグ・シャーウッド95ポイント
■ティム・アトキン94ポイント
■ヴィノス93ポイント
■ワインスペクテイター誌92ポイント ◎南ア三大メディアからの賞賛を「この価格で」フルコンプ。 「マリヌーといえば甘口」と仰る方も多いかとは思いますが、デザート系ではない、ドライ・タイプの辛口でもマリヌーの実力を見てみたい…と、そんな皆様におすすめしたい一本が、こちらの『オールド・ヴァイン』。 古木のシュナン・ブランを主体(62%)として、6種の白ぶどうをブレンドした、マリヌーの意欲作です。 以前はややとっつきづらく、一部の愛好家のためのコアな玄人向けワイン…といった印象もありましたが、そのあたりはマリヌー自らも意識したのか、近年ではわかりやすくしっかりと素敵な口当たり、贅沢なフルーツ感、そしてそのカウンターとなる美しき酸味…と方向転換。 結果、本国南アはもちろん、英、米、仏と各国でも広く愛される人気ワインとなりました。 当’21年も
WM96点/PG95点/GS95点/TA94点/AG93点/JS93点
という絶賛評価のオン・パレード。 税別とはいえ、3,000円台でこれだけ広く&高く評価されるシュナン系ワインは、『ステレンラスト・オールド・ブッシュ・ヴァイン』くらいなものではないでしょうか。 ▼オールド・ヴァイン・ホワイト その名の通り、古樹からの葡萄を用いた、マリヌー白のスタンダード版。ブランド・ページにも書きましたが、マリヌーの看板ワインの一つに、三つの異なるキャラクターを持つテロワールからの葡萄を個別に用いた"土壌別キュヴェ"があります。 このスタンダード版は、その三つの土壌…カステルベルグの石の多い頁岩と片岩ベースの区画、パールデベルグ山由来の風化した花崗岩の区画、マルムズバリー西部の鉄分に富んだ区画…からの葡萄をブレンドして造られたもの。 ’21年は、シュナン・ブラン62%、クレレット・ブランシュ10%、ヴィオニエ9%、グルナッシュ・ブラン7%、セミヨン6%、ヴェルデーリョ6%という6種の白葡萄から成るブレンド。 最高樹齢は67年(!)にもなるのだとか。手摘み収穫し、全房圧搾後、最長9週間かけて土着酵母で。100%自発MLF。3~5年の古樽と、2000Lのフードルで11ヶ月間熟成。 ◎Winemag(2022.3)よりWM96点
「62% Chenin Blanc, 10% Clairette Blanche, 9% Viognier, 7% Grenache Blanc, 6% Verdelho and 6% Semillon. The aromatics are complex and expressive with a hint of smoky reduction preceding white and yellow fruit, flowers and spice. The palate has lovely weight and texture – some might call this opulent but there’s also a great line of acidity and it’s a wonderfully balanced, seamless wine. Layers of flavour and great length.」 ◎Platter's Guide(2023)よりPG95点
「Mostly chenin (62%) with clairette blanche, grenache blanc, viognier, semillon gris & verdelho. 2021 melange of orchard fruit, ripe apple & pear, perfumed peach & earthy undertone. Balances fruit, acid & oak flavours in a very sophisticated & structured blend. Fermented/11 months in 20% new barrel & foudre. Unfiltered. Will bring pleasure for years to come.」 ◎Tim Atkin South Africa Report 2016よりTA94点
「The Mullineux have been producing this wine since 2008, and it never lets you down. Centred on a core of Chenin Blanc, Clairette Blanche and Viognier, with the remaining 19% made up of Grenache Blanc, Semillon and Verdelho, it has flavours of honeycomb, peach skin, tangerine and beeswax underpinned by citrus zest acidity.」 複雑で表現力豊かな香り。白や黄色の花や果実などのフローラルな芳香。明るくフレッシュでジューシーなストーン・フルーツのアロマ。 華やかな香りと対象的に、口当たりやアタックに感じるのは高き洗練性。 力強く心地よいミネラル、はじける酸味、レモン、白桃、柑橘類のフレーバーといった「強さと調和」が同居し、無重力のバランスを見せます。 際立つ調和に驚きつつ飲み進めれば、豊富で、多彩で、複雑な果実が次々現れ、それらを上質な酸とミネラルが支え、ほのかにスパイスを感じ、そして樽の心地よいニュアンスを伴う長きフィニッシュへといざなわれます。 以前のヴィンテージには、ややエグみある苦味、舌に残る雑味などが見られたものですが…一体どこへ!? 余談ですが、シャーウッドも「常にお気に入りだが、’21年で新たな高みに到達した。」と語っています。●十年連続アトキン一級格付けの、これほどのクオリティ誇る
★★★★★シュナン系ワインが税別とはいえ3,000円台…とはあまりに破格!!