≪Semillon Wines of the Year 2023(by Tim Atkin)≫ ○[WM97点/TA96点]
南アSemillon
歴代No.1 ◎南ア究極のセミヨン。 シュナン・マスターのアルヘイトが手掛ける唯一の単一セミヨン、それが当『モニュメント』。 ティム・アトキンが「南アのグラン・クリュ」と形容し、南ア・セミヨン最高の畑と評される『ラ・コリーヌ』の畑からのシングル・ヴィンヤードです。 この畑はアルヘイトのみならず、ベリンガム、ワイルドバーグ、オールド・ロード、ライズドなど数多くの生産者に果実を供給しており、もしこの畑が無くなると、南アの上位セミヨンの一部がごっそり消えることとなります。 中でも、ラ・コリーヌ産セミヨンの最高傑作がアルヘイトの『モニュメント』。 目下アトキンSemillon Wines of the Year
を三年連続受賞継続中。 ワインマグでは南ア歴代掲載全セミヨンの史上最高スコアWM97点
を受賞。それも、これで二度目(’16年と当’22年にて)。 ◎モニュメント(Monument) アルヘイト限定ボトリングス中、唯一のセミヨン100%種から成るキュヴェ、『モニュメント』。 ユグノー派の避難民として1688年にフランシュックにたどり着いたポール・ルーの直系子孫、アントン・ルーによって所有されている畑、『ラ・コリーヌ』からのシングル。 以前は『アロー・ハート』と呼ばれていたそうで、’14年まではアルヘイトでもアロー・ハート・セミヨンとしてリリースされていました。 明るい果皮…グリーンからアンバー色のセミヨンと、濃い果皮…バラ色から若紫色のセミヨン・グリが混植されており、これが他には無い独自のユニークな高品質セミヨン生産に繋がっているのだそうです。 これを古樽で、一ヶ月掛けて野生酵母による自然醗酵。醗酵樽のままシュール・リーにて18ヶ月間熟成。100%全房使用。 ◎Tim Atkin South Africa Report 2023よりTA96点
「"The best Semillon site in South Africa" is how Chris Alheit describes Anton and Koos Roux's 1936 La Colline vineyard, which "performed very well in a tough vintage". Leesy, herbal, layered, textured and dense, this has palate-coating intensity and complexity, aniseed, crème fraîche and grapefruit pith flavours and a hint of stone fruit sweetness.」 ミカンの果皮やナッツオイル、ラノリンや刻んだハーブなどの香りが豊かで愛らしく、明るく溌溂とした酸と深い奥行きのある味わいは、まさに古木セミヨンの賜物。 豊かで凝縮した肉厚で風味豊かな果実味が、新鮮な張りのある酸味によって完璧なバランスで保たれています。●日本への輸入数量が最も少ないキュヴェもこのモニュメント。その数なんと66「本」。国内全量でこれしかありません。
■ワインマグ97ポイント(南ア単一セミヨン歴代1位)
■ティム・アトキン96ポイント