≪ロッソ・ディ・カ・モミ後継ワイン≫ ●
後継新作
Dark Red ◎ブレッド&バターのダリオ・コンティ作。 いま確固たるトレンドの一つとなっているワインが、「カベルネ×ジンファンデル」のブレンド。 抜群のコスパを誇る『コッポラ・ロッソ&ビアンコ』、国内最大規模の出荷量を有する『シックス・エイト・ナイン』、プレミアム系の元祖『プリズナー』ら人気作が並び、近年ではかの『ケンダル・ジャクソン』までもが、『レッド・ワイン・ブレンド』の名で当カテゴリーに新作を投入しました。 そんな中、千円台も前半という破格値と、加州ステート・フェア99点という品質を兼ね備え、爆発的ヒットを飛ばしたワインが『ロッソ・ディ・カ・モミ』でした。 当店でも販売数千本を超える人気作となっておりましたが、しかし2021年に突如販売の打ち切りが決定し、多くの取り扱いショップを困惑させます…「これほどの人気ワインをなぜ!?」と。 しかし実はその裏に、既に完成していた「後継品」の存在がありました。それがこちらの『オブスキュアード・ダーク・レッド』です。 構成も価格もほぼロッソ・ディ・カモミと同一で、ならばリニューアルの必要など無いのでは?とも思いましたが、現在『カ・モミ』では$70を超えるようなリザーヴ格のワインにも力を入れ始めています。 ですのでカ・モミからはカリフォルニア銘柄を無くし、全てをナパ産ワインとすることで、ブランドのハイグレード化を目指しているのではないかと思います。 ▼オブスキュアード(Obscured)『カ・モミ』のダリオ・デ・コンティとステファノ・ミゴットによる新レーベル、『オブスキュアード』。生産終了となった『ロッソ・ディ・カ・モミ』の後継版にあたるボトルで、濃厚でクリーミーな味わいをお手頃価格で実現しています。 オブスキュアードとは、「隠された」、「不透明な」などの意味。ダークで先の見えない濃厚なワインのカラーや、人々の隠された欲望…解放されることを切望している「食欲」に、このワインを開けるときばかりは誘惑に身を任せ、美味しいものをめいいっぱい楽しんでほしい、などといった意味合いが込められています。 また同時にフルーツ・ソースを秘密、としていることも名称由来に加えられるでしょうか。ブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨンに、ジンファンデル、メルローをブレンド。 ステンレス・タンクにて発酵後、アメリカン・オーク・スティーヴを使用して三ヶ月の熟成。 ◎試飲しました。2022.5
新ロットより、ノン・ヴィンテージとなりました。が、味わいの路線変更は無く、相変わらずの「いつもの」スタイル。 ロッソ・ディ・カ・モミや、ミレジメ版オブスキュアード同様の、完熟プラムやブラックベリーら、ダーク・フルーツをたっぷり詰め込んだ風味満載の濃厚系。 華やかさとスモーキーさを伴って口いっぱいに広がるベルベッティーな舌触りのある果肉甘味、そのボリュームは度数や価格のイメージを上回るもの。意外なことに、度数13.0%しかないんですよね。 しっかりした酸とまろ味のあるタンニンも溶け込んでいますが、バランスよりもコクを優先した造りですので、綺麗な調和を求める方にはおすすめしません。逆に飲み応えは価格以上です。 とにかくジューシーさに溢れ、『カーニヴォ』、『ダーク・ホース』、『アポシック』といった系譜の、お肉に合わせたくなる濃ゆ旨系赤です。●柔らかく豊満で飲みやすい入門編のカベ×ジン・ブレンドに新たな刺客♪
■216本完売! 36本追加いたしました。