≪GOLD MEDAL≫ Catad'Or Wine Award 2023 ○[RPH92点]
1,958 円 （税抜き）
王者の風格
体験版 ◎世界王者のSBは、千円台でも旨かった… ニュージーランド、南ア、そしてカリフォルニア…当店主軸のこの三ヶ国のソーヴィニヨン・ブランがあれば、敢えて欧州に目を向ける必要が無いほど、大抵のスタイルのSBは揃ってしまいます。 ただ唯一のネックといえば価格の高騰で、千円台に限定すると、三ヶ国ともなかなか良品探しが難しくなってきました。 そんな中、『ヘス』、『レーヴェンズウッド』、『ベル・グロス』、『クライン』など、カリフォルニアの銘醸を複数抱えるインポーターさんから紹介頂いた、「仏ロワールの」SB生産者がこちらの『ヨースト・ド・ヴィルボワ』。 ニューワールド主体の当店に紹介頂くには、相応の理由があってのこと？…と試飲させて頂き、その美味しさと安さに驚き…。 青や緑が強すぎたり、水っぽいSBも少なくない千円台のロワール系にあって、透明感や清麗さはそのままに、ふっくらしたほどよい果肉厚みや艶があり、高き完成度に感激しました。 …というか、これが税込みでも千円台って、ちょっとスゴいです…。 ◎年間ベスト・ロワールSB最多輩出ワイナリー それもそのはず、、、 造り手の『ヨースト・ド・ヴィルボワ』は、2016年度のデキャンター・ワールド・ワイン・アワードでは、上位版SB、サンセール’15年にて、大会最優秀SBとしてBest in Show
にも輝いた、世界No.1SB生産者。 ワイン＆スピリッツ誌の年一ロワールSB特集、Year's Best Loire SB
の2020年度版でも、上位TOP30に最多の4アイテムを輩出し、更に全105本中の年間＃1スコア
も受賞（95点/レ・モン・ダネ’17にて）。 同誌の世界TOP100Winery of the Year
にも輝いた、ロワールSBのスペシャリストなのです。 数多のSBを手掛けますが、その全てが高く評価され、アワード履歴はとても書ききれず…。中でも最もリーズナブルなお手頃な導入版が、当『ヴァン・ド・フランス』。 この裾物…千円台のアプローチ版ですら国際コンペ金賞連発という、まさに世界でも屈指のSBマスターです。 ▼ヨースト・ド・ヴィルボワ（J.de Villebois） オーナーのヨースト・ド・ヴィルボワと妻ミゲルは、トゥーレーヌに畑を購入し、2004年に『ヴィルボワ』を設立。後発の利を活かし、最適な場所、最適な方法、最新の設備を導入。SBに特化した一点集中の運営で、驚異的スピードで急成長を遂げました。 2010年には国際コンクール、その後数年で有名ワイン誌から評価され、設立からわずか15年足らずでこの地の重要な生産者と位置付けられるようになりました。2022年にはトゥーレーヌに新しい醸造施設を建設。アペラシオンの価値と精神を受け入れ、尊重しながらも革新と挑戦を行うことを「ヴィルボワ・イズム」とし、日々進化を続けています。 この度のご案内は、多数造られるヴィルボワのSB内でも最もリーズナブルなアプローチ版、『ヴァン・ド・フランス』。 ロワール・ヴァレーの果実を中心に、沿岸部の果実もブレンドし、ステンレス・タンクでシュール・リーで6ヶ月熟成。 ◎試飲しました。2024.6
千円台のロワールによく見られる、青緑の薄旨系ではなく、練度高く、ふっくらした厚みのある素敵な果実風味。 なるほど、確かにこれはニューワールドSB愛好家の皆様にも見て頂きたいスタイル。 そして、軽い柑橘と白の果物、余韻のかすかなハニーなどで構成される旨味が、同じSBでもカリフォルニア、NZ、南アらの千円台には無いほどにグレードが高いのです。 強いミネラル感やグリーンノートは控えめで、ただしロワールが持つ清々しさや透明感は備え、新世界のトロピカル系とはまた別物。 ピュアな舌触りの滑らかさが心地よく、すっきりしていながら、酸にはシャープさよりも柔らかさや艶があります。水っぽさが無く、甘みを残さないライトなドライ・スタイル。 千円台とは思えぬほどの格調と、そして親しみを同時に感じさせ、まさに「達人の造るお手軽版とはこうあるべき」というポイントを全て押さえた、一口飲むごとに造りへのこだわりを感じさせるSBの秀作です。●王者の風格を、この価格で。
■ロッド・フィリプス92ポイント
■カタドール・ワールド・ワイン・アワード
Gold Medal
■Anivinコンクール