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名前の通り搾りたての葡萄ジュースのようなナチュラルな味わい メーヌ・バサックの新たな挑戦、酸化防止剤無添加のナチュラルワインです。ラベルはルイ・ドロン氏がこのワインをイメージした「搾りたての果汁感」をイメージしています。 使用する葡萄の樹齢は25年。生産者ルイ・ドロン氏曰く、ラングドック地方の葡萄は樹齢20年〜25年の比較的若めの葡萄の方がワインにした時のポテンシャルは高いという事です。醸造は野生酵母を使用し、コンクリートタンク発酵。後にグラスファイバーのタンクで熟成。軽くフィルターをかけ瓶詰め。 年産10.000本の生産量ですが、日本に対しては他国よりも多めの1.440本頂けることになりました。これもひとえに日本が大好きなルイ・ドロン氏の気持ちの表れです。 味わいはフレッシュでバランスの取れたフレーヴァーに、ガリーグのスパイス香もあり複雑です。全体としては搾りたてのジュースのようにピュアで、ストレスのない味わい。生産者が試行錯誤の末にたどり着いた、アフターまでクリーンな味わいが特徴です。南仏らしい黒系果実とスパイス香を感じますが、味わいは搾りたての果汁のようで、口いっぱいに果実感で満たされます。 Information ワイナリー ドメーヌ・バサック 生産地 フランス/ラングドック ブドウ品種 メルロー100% 色/飲み口 赤/ミディアムボディ アルコール度数 14 .5% 内容量 750mlドメーヌ・バサック Domaine Bassac ドメーヌ・バサックは、ベジエの街から直線距離で北へ約10キロの村、ピュイサリコン(Puisalicon)にあります。この村の人口は900人あまりで、ほとんどの住民がワイン造りにかかわっています。バサックはこの地に80haを所有し、様々な葡萄品種を手掛けております。この造り手の歴史は非常に古く、150年前までは蒸留酒(マール)を生産していました。しかし鉄道の発達がきっかけで遠方へもワインを販売できるようになり、ワイン生産を開始しました。ドメーヌを訪ねると、蒸留酒の熱源から出た150年前のススが壁に残っており、この造り手の歴史を偲ばせます。また、このエリアは「ベジエ台地」内に属し、北へ行くたびに標高が高くなり、最高で100mに近い緩やかな広陵を見せる台地になります。降雨量は年間700mm前後で、土壌的には泥灰土、石灰石の堆積層が中心になります。 そのような環境下の中、現在このドメーヌを任されているのは9代目にあたる1989年生まれの醸造家、ルイ氏。南仏の豊かな自然が表れたストレスの無いピュアなワイン造りを得意としています。また、彼はかなりの「親日派」で、日本語も堪能です。